永遠の人

永遠のダルマ(真理) - 智慧と神秘の奥義

「食物についての識別」について(3)

「食物についての識別」について、ひとつの方法として、マクロビオティック食事療法におけるアプローチをご紹介しています。

 

私自身が、マクロビオティックを長年、実践していることで、マクロビオティックの大家である久司道夫先生の言われていることが、机上の空論などではなく、実際に、人間の体に起きていることである、と実感しています。

 

私たちの病ばかりでなく、気分や感情、思考傾向、嗜好、好き嫌い、なども、食物からの影響を多大に受けているとは、一般的には考えにくいかと思いますが、

日々口にする食物を変えることで、肉体や精神面で、大きな変化が訪れることは、マクロビオティックを実践した多くの人びとが、実際に、経験していることです。

 

これらの事実があるということを念頭に、食物が人間に与えている影響を考慮し、自己変容のための一つの手段として、実践していくことは、人生をより生きやすくすることにつながります。

また、心身共に、不要なものが削ぎ落されていくことで、自己の本質を掴むためのより良い準備となることでしょう。

 

今回は、一般人の誰でも、経験したことがあるであろう「ストレス」に対する食事面からのアプローチについて、ご紹介いたします。

 

現代社会に生きる私たちは、ストレスとは切っても切れない関係があります。

 

このストレス社会を、生き抜く智慧(手段)として、食物と心身面の密接な関係を理解し、食生活に応用することで、生きることが少しでも楽になることでしょう。

 

ヨーガの目的は、「心の制御である」とされています(ヨーガ・スートラ)

 

感情や思考のコントロールも、食物の力を借りることで、より達成しやすくなるということになります。

 

「食物についての識別」が、ヨーガの最終目標である「真の自己の発見」への道を大幅に短縮することは、間違いないでしょう。

 

 

『ストレスは、現代社会に見られる特徴である。

職場でのストレス・家庭や学校での重圧・人間関係・その他の緊張や不安などは、数多くの肉体的・精神的疾患の要因に挙げられる。

無力感・諦観などは、現代における生活の速度に起因している。

現代社会では、特にIT(情報技術)などの新しい技術や、原子力の脅威、環境破壊、薬物、アルコール、犯罪の流行といった常用な課題についていかなければならない。

人生の目的・死後の世界・カルマ・その他の哲学的関心事から湧き起こる不安感も、実在的・精神的ストレスの原因となる。

一般的な症状には、頭痛・疲労感・消化吸収の異常・背中の痛み・首や肩の痛み・心配性・短気・集中力の欠如・食欲減退・過食や偏食などがある。

従来的医療では、ストレスに対して、ジアゼパムなどの抗不安剤の投与と合わせて、精神療法・グループ療法・その他のカウンセリングが実施されている。

 

マクロビオティックの観点からすれば、ストレスは、外部からではなく、内面から発症するものである。

例えば、血糖値が下がると、締め切り期限などの外部からの刺激要因が、ストレスを引き起こす。

この感情は、体内の肉体的症状・内臓へのストレス・膵臓や肝臓をはじめとする臓器や機能の問題から発生している。

通常、健康な人なら、多少圧迫感を感じても、それを適切に処理していくことができる。

実際、そのことで、機敏さ・能率・生産性が向上し、判断力が機敏にとぎすまされ、直感的に正しい方向性を目指していけるようになる。

こうなると、不平不満をこぼさず、疲れを知らずに、朝早くから夜遅くまで働き続けることができ、ときには短期間の休息を取ることがあっても、しっかり安定して、自分が従事する物事に多大なエネルギーを傾注することができる。

戦争・自然災害・家庭や職場での困難といった正反対の状況下でも、内部に秘めた底力を発揮して切り抜けていくのである。

 

逆に、今日の人々は、座ったままの生活で軟弱に安楽にすごし、車・電話・コンピューターなどの現代技術に依存しているため、いったんそれらの機器が故障して機能しなくなると、まったくお手上げの状態に陥ってしまう。

彼らは、ほんのささいな批判をうけるだけで、粉々に砕け散ってしまい、ごく簡単な物事も処理不能になるのである。

大部分の場合、日常生活においてストレスを経験する人は、極陰性な状態にあって、血液の質が劣化し、内臓が衰弱して、機能するエネルギーや活力がたやすく欠乏してしまう。

この種のストレスは、内臓が膨張する結果、外部から圧力がかかって起きるものでる。

組織・血管・臓器は、外部からの圧力によって、膨らんだ風船のように緊張して張りつめ、結果的に柔軟性・適応性が失われていく。

別の場合、中でも低血糖症の患者の症状は、陽性要因過剰によって起きたものである。

動物性食品・焼いた小麦粉製品・塩分などのとりすぎによって、膵臓の硬化が引き起こされ、この内部へ降下する力や圧力が、血糖値を上昇させるホルモンであるグルカゴンの分泌を制限するようになる。

 

食事指針としては、前者のストレスの場合、拡散性過剰要因によって起きた症状のため「食事法その1」に従い、後者のストレスには、陰陽両極端な飲食物の組み合わせによって起きた症状のための「食事法その3」に従う。

陰性要因によって起きたストレスには、いくぶん強力な料理および調理法を用いることが望ましい。

特に、もちが効果的で、フライパンで焼く・オーブンで焼く・みそ汁にいれるなどしてとるとよい。

根菜入りセイタンシチュー・根菜入りヒジキなども頻繁にとるようにする。

梅しょう番茶を一週間に数回飲むと、エネルギーや活力の回復が促進される。

陽性要因によって起きたストレスの場合、やや軽めの料理および調理法を用いることが望ましい。

例えば、大麦・トウモロコシ・青菜などを頻繁にとるとよい。

陰陽両極要因から起きたストレスが見られる人は、甘い野菜ドリンクを毎日、一か月間飲み、その後2カ月目は、一日おきに飲むと、血糖値が安定して、不平不満や気分の揺れが緩和され、膵臓などの内臓にかかった圧力が解消される。

その他の兆候や全般的症状によって、定期的にショウガ湿布・レンコンプラスター・大根干葉の腰湯を行うなど、外部からの手当も有効である。

歩く・毎日楽しい歌を口ずさむ・その他の軽い適度な肉体的・精神的活動を行うことも、気分的なストレスや緊張の緩和に役立つ。

このような食事法・生活法の実践によって、もっとも望ましい健康状態が次第に取り戻され、興奮・挑戦・冒険に満ちあふれた生活を再び送れるようになる。

私たちは、いかなる困難に遭遇しても、自らの限りない夢を追求し続けていくことができるのである。』

(THE マクロビオティック  久司 道夫 著)

 

 

 

聖ラーマクリシュナ

「すべての人が神に惹かれるわけではないよ。

特別の器量をもった人たちがそうなるんだ。

前生から受け継いだ力やいい性格(サンスカーラ)でそうなるんだよ。

そうでなかったら、バグバザールにあれほど人がいるのに、何故あんたたちだけが此処に来るんだい?

純粋でない奴らは来やしないさ。

マラヤの風に当ったら、木という木はみんな白檀になるが、ただ、シムロとアスワッタとバニャンと、それからあと幾本かの木は白檀にならない。

あんた方は金に何の不自由もない。

ヨーガの道をしくじった人は恵まれた家庭に生まれて--また、神を求めて修行するようになる」

 

マヘンドラ・ムクジュー

「なぜ、ヨーガの道から外れるのでございましょうか?」

 

聖ラーマクリシュナ

「前生で神を求めて修行しているうちに、突然、官能の誘惑にかられた。

これに負けてヨーガの道を退転するんだよ。

そういう人は、次に、さっき言ったような生まれ方をする」

 

マヘンドラ

「それからは、どんなふうにすればよろしいのでございますか?」

 

聖ラーマクリシュナ

「欲望があって、経験したいという衝動があるうちは、解脱できない。

だから、やりたいことは何でもおやり--食べたり、着たり、女と寝たり、大いにやんなさい。

アハハハハハ、あんたはどっちがいい?

正式に結婚するのと、気ままにやるのとどっちだね?」

「何かしたいという気持ちを、そのままにしておくのはよくない。

だからわたしは、自分の心に浮かんだ希みは何でも、すぐ実行するようにしたものだよ。

バラバザールで色のきれいな菓子(サンデシュ)を見て、食べてみたいと思った。

そう言ったら人が持ってきてくれたので、しこたま食べたよ--後で腹をこわしたがね。

子供のころ、ガンガーで水浴びをしているとき、一人の少年が腰に黄金のバンドをしめているのを見た。

こんな境地になってからそのこを思い出して、ふと自分も、一度あんなバンドをしめてみたいなと思った。

ほんの少しの間しか、しめていられなかったよ。

バンドをしめたら、体のなかで何ともいえぬ嫌な霊気(ヴァーユ)がもくもくと下から上にのぼってね--きっと、金が体にさわったせいなんだね?

すぐ外して放り投げてしまった、さもなけりゃ、バラバラに引きちぎってしまっただろうよ。」

「いちど、たいへんぜいたくな金銀で縫い取りした衣装を着てみたい、という希望が湧いた。

それから、銀の水ギセルでタバコを吸ってみたい、と。

シェジョさんが、金ピカの衣装も、銀ギセルも、みんなよこしてくれた。

衣装も着た。

銀の水ギセルもいろんな格好で吸ってみた。

右に傾けたり、左に傾けたり、上向きにしたり、下向きにしたりして--。

そして、自分の心に言い聞かせたよーー”コレ、心よ、これが銀ギセルでタバコをのむということだぞ!”それから、キセルを放り投げた。

金ピカ衣装も、ちょっとの間着て脱ぎ捨てたよ--足で踏みつけて。

おまけにペッペッとツバを吐いてーー言いきかせたよーー”これがぜいたく衣装だ!

この衣装はラジャス性(三性質のひとつ、活動優位)を募らせるだけだ!”」

(大聖ラーマクリシュナ 不滅の言葉  マヘンドラ・グプタ著)

 

 

 

プルシャはプラクリティのなかにあって

その三性質(トリグナ)と関係を持つ

三性質(トリグナ)との係わり方に応じて

善または悪の子宮に宿って誕生する

 

だが肉体のなかにはもう一つ

根本主である至上霊が住んでいる

それは至上我(パラマートマー)または超魂とも言われ

生者の全活動(すべて)を監督し 許可し また経験する

 

プルシャ(個魂)とプラクリティ(物質自然)

またその三性質(トリグナ)の相互作用を理解する者は

現在どのような環境にいても

決して地上に再生しない

(バガヴァッド・ギーター第13章22ー24)

 

 

 

 

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