永遠の人

永遠のダルマ(真理) - 智慧と神秘の奥義

2017-09-01から1ヶ月間の記事一覧

最高の愛(バクティ・ヨーガ) - 準備のための予備訓練(3)

前回と前前回の記事では、スワミ・ヴィヴェーカーナンダの遺稿集より、「見神」(所謂、「悟り」)の準備段階においては、感覚の制御という点から、「食物の識別、選択」が、非常に重要であるということ、また、そのための具体的な実践方法について、詳しく…

最高の愛(バクティ・ヨーガ) - 準備のための予備訓練(2)

前回の記事では、神を覚る(見神)のためには、「食物の識別」が大切である、という12世紀の南インドが排出したヴェーダンタ哲学者のラーマーヌジャが遺された文献を引用しながら、 スワミ・ヴィヴェーカーナンダが、私たちに分かり易く解説して下さった「…

最高の愛(バクティ・ヨーガ) - 準備のための予備訓練(1)

真理の概要、イメージは掴めたけれども、実際に、神を掴む、神に出会うには、どうしたら良いのか?、具体的な実践方法が思い浮かばないのが、一般的な反応だと思います。 これまでに、チャクラの記事のところで、プラーナヤーマ(調気法)や瞑想をご紹介いた…

智者と覚者

これまでの記事で書いてきたことは、かなり難しい内容も含まれていましたので、 それらのすべてを理解するのは、そうそう簡単なことではないでしょう。 ですから、時間があったら、何度も読み返してみて下さい。 出来れば、時間を空けて読み返してみると、以…

わたしは誰か?-アートマンについて(11)

真の自己であり、私たちの本質であるアートマンについて、そして、アートマンとブラフマンは同一である、というアドヴァイタ(不二一元)について、 スワミ・ヴィヴェーカーナンダの遺稿集からご紹介してきましたが、 今回は、このアドヴァイタは、宗教的な…

わたしは誰か?-アートマンについて(10)

前回は、この宇宙で唯一の実在であるブラフマンについて、スワミ・ヴィヴェーカーナンダの遺稿集よりご紹介させて頂きましたが、 今回は、「我は”それ”なり」という梵我一如の思想であるアドヴァイタ(不二一元)について、少し理解を深めるために、前回と続…