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永遠の人

永遠のダルマ(真理) - 智慧と神秘の奥義

チャクラについて(6)-ヴィシュッダ・チャクラ(第5チャクラ)

今回は、第5チャクラのヴィシュッダ・チャクラについて、見てみましょう。

「ヴィシュッダ」とは「浄める」という意味で、喉の真ん中辺り(喉仏)にあるチャクラです。

 

喉の真ん中辺りというと、甲状腺があるところですが、この甲状腺について、少し詳しく見てみましょう。

 

甲状腺ホルモンには主に、次の5つの働きがあります。

①体の発達成熟と成長、②中枢神経系の維持、③代謝促進、④交感神経を活性化、⑤心拍出量増加

 

甲状腺ホルモンは、からだ全般の発達・成熟と成長に必要です。

赤ちゃんの時期に甲状腺ホルモンが不足すると、骨、内臓、脳などの中枢神経に異常をきたしてしまいます。

また、甲状腺に異常がある場合、体重が正常に増えなかったり、肝臓に異常がある時に出現する黄疸がみられたり、体温や心拍数が低くなります。

例えば、オタマジャクシは甲状腺ホルモンが足りないとカエルになることができません。

 

脳や脊髄の神経のネットワークであるシナプスを作る上で必要です。

また迅速な思考ができるようになります。

逆に甲状腺ホルモンが足りないと思考が緩慢となり、認知症のようになります。

 

甲状腺ホルモンは食事から摂取した炭水化物、脂質、タンパク質を代謝するのに必要です。

炭水化物は腸で糖に分解されてから吸収されますが、甲状腺ホルモンは腸からの糖の吸収を促進し、血糖値を上げます。

また脂質については、血中コレステロール中性脂肪を下げる働きをします。

さらに、タンパク質を筋肉に作り替える働きをします。

また体の多くの組織での酸素消費量を増やし、基礎代謝を増やします。

 

交感神経が常に活性化していると色々と支障が生じます。

イライラしたり、落ち着きが無くなったり、手指のふるえや動悸がしたりします。

 

甲状腺ホルモンは心拍出量を増やします。

また上の血圧(心臓が収縮する時の血圧;収縮期血圧)を上げ、下の血圧(心臓が拡張する時の血圧;拡張期血圧)を下げます。

これらの理由から甲状腺ホルモンが多すぎると、心臓に負担がかかります。

 

私たちの体には、一定の条件下で体を維持するために、恒常性というものが働いています。

恒常性は生物のもつ重要な性質のひとつで、生体の内部や外部の環境因子の変化にかかわらず、生体の状態が一定に保たれるという性質、あるいはその状態を指しますが、

生物が生物である要件のひとつであるほか、健康を定義する重要な要素でもあると言えます。

生体恒常性とも言われていますが、甲状腺ホルモンは、この生体恒常性の維持・管理に重要な役割を担っています。

 

人間の体の体温、血糖、免疫、血中カルシウム、などは、恒常性により一定の状態が保たれるようになっていますが、

甲状腺ホルモンは、基礎代謝量の調整、体温恒常性維持、血中カルシウムの恒常性を維持、管理しています。

 

この甲状腺ホルモンは、視床下部から放出される甲状腺刺激ホルモン放出ホルモンにより、刺激を受けた下垂体から甲状腺刺激ホルモンが放出されることで、甲状腺から放出される仕組みになっており、第5チャクラも、やはり、上位チャクラの第6チャクラによりコントロールされています。

 

この甲状腺の働きの他に、第5チャクラである「ヴィシュッダ・チャクラ」の特筆すべき点として忘れてはならないのは、口(くち)の働きと関係している、ということです。

 

口(くち)は、消化器の最前端であり、食物を取り入れる部分であり、食物を分断し、把持し、取り込むための構造が備わっていると同時に、鼻腔と並んで呼吸器の末端でもあります。

 

つまり、日常的に、食物や水、そして、空気など、外界から体内への取り込みが行われる唯一の場所であり、

また、声を発する場所でもあるところから、言葉を発することで、想いや気持ち、感情など心の中にあるものを表現することで、内部のものを外部へ発散する場所でもあります。

 

内側の世界と外側の世界が、直接接することができる唯一の場所であり、口の働きなしには、私たちは、人間として生きていくことは不可能でしょう。

 

それ故、この第5チャクラは、自分を取り囲む世界と自分という世界、この両方の世界の接点として、両方の世界を同時に感じることができる場所であり、

自分と自分以外のものとの相互間において、与える、受け取るというやり取りが行われる場と言えます。

 

外の世界と内なる世界が接触する、所謂、コミュニケーションの場とも言えるのが、第5チャクラの特徴と言えます。

 

人間の体は、口から入って来る食べ物、水、空気などにより生かされています。

この無条件の受領、受け取りに対して内側から湧き起こるものが、人間においては、感謝の気持ちということにつながるでしょう。

 

無条件に与えられているモノに対する感謝の気持ちは、自然と、人間を取り巻く全世界を創造した「神」を意識し、無条件で人間が生きるのに必要なモノを与えて下さる「神」への感謝の気持ちが芽生えるきっかけとなっていく、と考えられます。

 

それ故、第5チャクラは、神聖なる存在を意識し始める最初のチャクラと言えます。

 

何気なく吸っている空気、空から不定期に降って来る生きるのに十分な雨(水)、そして、太陽光や太陽光により生長する植物の恵みなどにより、

人間の体は、この世界にあって、生きていくのに十分なほど、いろいろなものが無条件で与えられています。

それらの恵みのお陰で、私たちは日々、この地球上で生存することができているのですが、

この恵みを授けて下さる目には見えない存在に対する感受性(センサー)が、第5チャクラの役割と言えるでしょう。

 

この感受性(センサー)が鋭い場合は、恵みに感謝し、神に感謝する気持ちが育ちますが、

そうでない場合は、非常に、人間中心のエゴイスティック(利己的)な考えに囚われ、神への意識、感謝の気持ちも芽生えないことでしょう。

 

この第5チャクラが開いていくかどうかにより、その上の第6チャクラが開いていくかどうかが、決定します。

 

神を意識もせず、神に対して感謝の気持ちも持てないようでは、サード・アイと呼ばれる「神の眼」である第6チャクラが開くことはないと言えます。

 

 

聖ラーマクリシュナ

『私と私のもの。神様!

あなたがすべてのことをしている。

そして、あなただけが私のもの。

家屋敷も、家族も、親戚も、友だちも、みんなあなたのもの。

世界は全部あなたのもの。

一切合切あなたのものです!--これこそ正しい智識だ。

これは皆、私がしている、この私が主人なんだ、そして私の家屋敷、私の妻、私の子供、私の友だち、私の仕事--こういうのが無智だ。

 

師(グル)が弟子にこのことを教えていた。

神だけが自分のもので、ほかは誰一人、自分のものではない。

弟子は不服そうに言った。

「でも先生、私の母と妻は、大そう私の世話をよくしてくれます。

もし私がいなければ、母や妻の人生は真っ暗闇になってしまうでしょう」

師(グル)はおっしゃる。

「それは錯覚というものだよ。

誰もお前のものじゃないという証拠を、私がはっきりと見せてあげよう。

この丸薬を持って家にお帰りーー。

家に着いたら、それを飲んで寝ていなさい。

ほかの人はお前が死んだと思うからーー。

しかしお前は、体は動かなくても意識は普通にあって、何でも見えるし聞こえる。

私はその時、お前の家に行く」

弟子は言われた通りにした。

家に帰って丸薬を飲んで、意識を失った様子で倒れた。

母親、妻、家のものはみな、嘆き悲しみはじめた。

ちょうどそこに師(グル)が、医者に変装してやってきた。

事情をすっかり聞いて、この医者は言った。

「なるほど、なるほど、いや、心配はご無用、ここに薬がありますから生き返りますよ。

でも、一つだけ条件があってね!

この薬は先ず誰か身内の人が飲んで、その後で病人に飲ませなけりゃならんのです!

先に飲んだ身内の人は、残念ながら死ななけりゃなりません。

それで、と、ここには病人のお母さんも奥さんもおいでのようだから、この中で誰か一人、きっとお飲みになるでしょうね。

そうすれば大事な息子さんは生き返るのですからーー。

息子は何もかも聞いていたんだよ!

医師は先ず母親に呼びかけなすった。

母親は悲しみのあまり床に転げまわって泣いていた。

「お母さん!もう泣かなくてもいいですよ。

あなたがこの薬を飲みさえすれば、息子さんは助かるんですからーー。

でも、あなたは亡くなりますがね」

母親は薬を手にとって考えはじめた。

長いこと考えたあげく、泣き泣き言った。

「先生、私にはまだこのほかに息子や娘がありましてね、私があの世に行ってしまったらどうなることかーー。

誰があれたちの面倒をみて、食べさせたり将来のことを心配したりしてくれるでしょう」

医者は次に、妻を呼んで薬を渡しなすった。

妻も精一杯泣いていたが、薬を手にすると、やおら考えはじめた。

その薬を飲めば自分は死ぬのだと聞いていたからね。

やがて、泣きながらこう言った。

「この人は、こうなる運命だったのですわ。

私が死んだら、私の幼い子たちはどうなりましょう?

誰があれたちを育ててくれます?

私はどうしたってこの薬を飲むことはできませんわ」

そのとき、弟子の飲んだ薬の効き目は消えた。

彼は今こそ、誰も自分のものではないということを理解していた。

彼はいそいで寝床からとび起き、師(グル)といっしょに出ていった。

師(グル)はおっしゃった。

「お前のものはただ一人ーー神様だけだよ」

だからさ、あの御方の蓮の御足に信仰をもてるようにすることだ。

あの御方こそ、まちがいなく自分のものなんだから、とことん好きになるように努力するーーそれが何より一番いいことなんだ。

世の中のことを見ろ、ホンの二日ばかりのものじゃないか。

内容(なか)は、何もないんだ」

 

学者

「まったくです。

此処に来ると、いつかはきっと完全離欲(ヴァイラーギャ)を実行しようという気になりますーー世を捨ててしまおうという気に」

 

聖ラーマクリシュナ

「いや、どうして捨てなきゃならないんだ?

あなた方は心で捨てることだよ。

世間のことに無執着になって暮らすことだ。

それからね、頭で考えるだけじゃ、どうにもならないよ。

あの御方に熱中すること、あの御方を好きになるように努力しなけりゃね。

知識分別(ジュニャーナ)は、家の外庭までしか行けない男のようなもんだ。

信仰(バクティ)は女で、奥の間まで入っていけるのさ。

一つのはっきりとした態度を用意しなけりゃいけない。

そうして、神様をつかむんだ。

 

サナカのような聖仙(リシ)たちは平安な態度(シャーンタ)をとっていなすった。

ハヌマーンは召使いの態度(ダーシャ)をとっていた。

シュリー・ダーマ、スダーマのようなヴラジャの牛飼いたちは友だちの態度(サッキャ)だった。

ヤショーダーは母親の態度(ヴァッツァリヤ)でーー神様は自分の子供だと思っていた!

ラーダーは愛人の態度(マドゥラ)だ。

「ねえ、神さま!あんたはご主人、私は召使い」--この気持ちでいるのが召使いの態度だ。

修行の段階では、この態度が大そうよろしいね。」

(不滅の言葉 マヘンドラ・グプタ著)

 

 

次回は、第6チャクラ、サードアイ(第三の眼、神の眼)と言われているアジナー・チャクラについて、見ていきましょう。

 

 

この境地に達した者は

ブラフマンと合一して大歓喜に浸り

憂いなく望みなく 全生物を平等に視る

そしてわたしに純粋な信愛(バクティ)を捧げる

 

人は信仰と愛を通じて

わたしの実相を知るようになる

そしてわたしを知ると

彼は直ちにわたしの浄土(くに)に入って来る

 

どんな種類の仕事をしていても

わたしの純粋な信愛者(バクタ)は

常にわたしに保護され わたしの恵みにより

永遠妙楽の住処(すみか)に来るのである

(バガヴァッド・ギーター第18章54-56)

 

 

 

クンダリニー覚醒されたナーナさんのサットサンガに6回以上参加されると、パートナーのキヨさんの個人セッション、チャクラの浄化(活性化)セッションとサードアイ開眼セッションを受けることができ、自分の体にあるチャクラ(の強弱)を実際に体験することができます。

チャクラを浄化し、活性化することで、チャクラ周りの器官から放出されるエネルギーの生き生きとした循環が促されます。

 

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