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永遠の人

永遠のダルマ(真理) - 智慧と神秘の奥義

プラーナヤーマの実践

これまで二回にわたって、「プラーナヤーマ」について見てきましたが、

今回は、スワミ・ヴィヴェーカーナンダの著書「ラージャ・ヨーガ」で示されている実践方法をご紹介したいと思います。

 

最初のものは、”ナディー・シュッディー”(気道浄化)と呼ばれているもので、

その効果は、気道、気の流れを浄化し、鼻が通り、頭、喉がすっきりとする、と言われています。

 

後の二つは、”スクァ・プルヴァカ”(心地よく吸いこむ、簡単で楽な)と呼ばれているもので、横隔膜を大きく使うようにして行います。

効果としては、身体中のプラーナを調和させ、クンバカ(止息)によりイダーとピンガラーのナディーを止めることで、より繊細な気道のスシュムナー管が開きだして活性化され、精神的な能力が開発されるとされています。(プラーナヤーマの科学、スワミ・シバナンダ著)

 

それでは、「ラージャ・ヨーガ」の中で、スワミ・ヴィヴェーカーナンダが書かれたクンダリニーを目覚めさせるために必要であるとされるスシュムナーの浄化のためのプラーナヤーマについて見てみましょう。

 

 

『われわれはいまは、プラーナヤーマの練習を、とりあげなければなりません。

ヨーギーたちの言うところによると第一歩は肺のうごきを制御することだ、ということは、すでに申し上げました。

われわれが欲しているのは、体内で進行しつつあるもっと精妙な運動を感じることです。

われわれの心は外面化してしまい、内部の精妙なうごきは見えなくなってしまっています。

もしそれらを感じることができるようになれば、それらを制御し得るようにもなるでしょう。

これらの神経の流れは体の中を通っており、あらゆる筋肉に生命と活力を供給しているのですが、われわれはそれらを感じません。

ヨーギーは言います、われわれはそれを感じるよう、学ぶことができるのだ、と。

どのようにしてか。

肺の運動をとりあげ、制御することによってです。

ある十分な期間それをなし得たとき、われわれはもっと精妙なうごきをも制御し得るようになるでしょう。

 

ではプラーナヤーマの練習をはじめます。

垂直に、おすわりなさい。

身体は、まっすぐにたもたれなければなりません。

脊髄は脊柱にくっついてはいないけれど、それでも脊柱の中にあります。

もしみなさんが背骨をまげてすわるなら、この脊髄を圧迫することになります。

ですから、それの邪魔をしないようになさい。

背をまげてすわり、瞑想をしようとするときにはかならず、みなさんは自分をきずつけているのです。

胸とくびと頭という身体の三つの部分は、つねに一直線にたもたれていなければなりません。

少しばかり練習をすれば、これは呼吸のようにたやすくできるようになる、ということが、おわかりになるでしょう。

第二にすべきは、神経を制御し得ることです。

呼吸器官を支配する神経中枢は他の諸神経に対してある種の支配力を持っているので、リズミカルな呼吸が必要である、ということは、すでに申しあげました。

われわれが通常おこなっている呼吸は、呼吸、とはいえません。

それは非常に不規則です。

それから、男性と女性はおのずから呼吸のしかたがちがいます。

 

第一のレッスンは、ただいきをゆっくりと規則的にすって、はくことです。

これをしばらく実践したら、それにあわせて「オーム」とか、その他何でもよい神聖なことばをくりかえすことは、らくにできるでしょう。

インドではわれわれは、一、二、三、四とかぞえるかわりに、ある象徴的なことばをもちいます。

ですから私は、プラーナヤーマにあわせて「オーム」か何か他の聖語を、心の中でくりかえされるよう、おすすめするのです。

そのことばが呼吸とともにリズミカルに、調和をもって、すいこまれ、はき出されるようになさい。

すると、全身がリズミカルになるのに気づかれるでしょう。

そのときみなさんは、休息とは何であるかをお知りになるでしょう。

それにくらべたら、睡眠などは休息ではありません。

ひとたびこの休息が得られると、この上もなくつかれた神経も、しずめられるでしょう。

そしてみなさんは、自分はいままで、かつてほんとうに休息をしたことはなかったのだ、とお知りになるでしょう。

この実践の最初の効果は、人の顔の表情の変化にみとめられます。

あらあらしいしわは、きえます。

心がしずまるので、顔にしずけさがあらわれるのです。

つぎに、美しい声がきます。

私は、がさがさした声を出すヨーギーを見たことがありません。

このようなしるしは、数カ月の実践ののちにやってきます。

上にのべたような呼吸を数日間おこなったら、もう少し高いものをおはじめなさい。

イダー、右の鼻孔を通じてしずかにいきをすい、肺をみたしなさい。

そして同時に心を、神経のながれに集中なさい。

あなたはいわば、神経のながれを脊髄にそって下方に送り、最後の神経叢、三角形をしている最下端の蓮華すなわちクンダリニーの座を、はげしく打ちます。

それから、そのながれをしばらくそこにおきます。

あなたはその神経のながれを、もう一方のがわのピンガラーを通じていきとともにゆっくりとひき上げ、それから右の鼻孔を通じてゆっくりとはき出す、と想像なさい。

この実践は、少しむずかしいでしょう。

もっともたやすい方法は、右の鼻孔をおやゆびでおさえて左の鼻孔からしずかにいきをすい、それからおやゆびとひとさしゆびで両方の鼻孔をおさえ、自分はそのながれを下に送ってスシュムナーの底部を打つ、と想像します。

それからおやゆびをはずして右の鼻孔からいきを出します。

つぎに左の鼻孔はひとさしゆびでおさえたまま、おなじく右の鼻孔からゆっくりといきをすい、それから前にように両方をおさえます。

ここでは、四秒ではじめて、徐々にのばして行くがよろしい。

四秒間すいこみ、十六秒間うちにたもち、それから八秒間ではき出すのです。

これが一回のプラーナヤーマとなります。

同時に、三角形をした、底部にある蓮華を思い、その中心に心を集中します。

想像することは、あなたを大きくたすけます。

つぎの呼吸は、ゆっくりといきをすいこみ、それからすぐにゆっくりとはき出して、いきをとめます、おなじ秒数を用いて――ちがう点は、最初の場合はいきをうちにとめ、

第二の場合ははき出してからいきをとめるのです。

あとの方はやさしい。

いきを肺の中にとめる方は、やりすぎてはなりません。

朝四回、夕方四回だけになさい。

それから、徐々に、時間と数をふやすことができます。

それをする力が出てきたのが、そして気持ちがよいのがわかるでしょう。

それをする力があることを感じた上で、非常に注意深く、また用心深く、四回のかわりに六回、というふうにおふやしなさい。

もし不規則におこなうなら、あなたはきずつけられます。

 

上でのべた神経浄化の三つの方法のうち、第一のものと最後のものは、むずかしくないし危険でもありません。

第一のものは実行すればするほど、あなたは心がしずまるでしょう。

ただ「オーム」と念じるだけ、あなたはそれを、仕事にすわっているときでも実行することができるでしょう。

あなたはますますよくなるでしょう。

いつかは、もし熱心に実行するならクンダリニーがめざめるでしょう。

日に一、二回実行する人びとには、ただ少しばかりの心身のしずけさと、そして美しい声がやってきます。

それをさらにおしすすめることのできる人びとの場合にかぎり、クンダリニーがめざめ、自然界の全部がかわりはじめて、知識の書物がひらかれるでしょう。

みなさんはもう、知識をもとめて書物をひらく必要はありません。

みなさん自身の心が、無限の知識をふくむみなさんの書物となるでしょう。

私はすでに、脊柱の両がわを通ってながれているイダーとピンガラーの流れのことと、そして脊髄の中を通る通路、スシュムナーのことも、おはなししました。

この三つは、あらゆる動物が持っているものです。

およそ背骨を持っている生きものはすべて、これら三つの活動の線を持っています。

しかしヨーギーたちは、普通の人の場合、スシュムナーはとじられている、他の二つのみちの活動は身体の各部分に力をはこんでいるけれど、スシュムナーの活動はあきらかではない、と主張します。

 

ヨーギーだけが、ひらいたスシュムナーを持っています。

このスシュムナーの流れがひらいてのぼりはじめると、われわれは感覚をこえ、心は超感覚的、超意識的になります――われわれは知性の彼方、推理の到達できないところまで達するのです。

そのスシュムナーをひらくことが、ヨーギーのおもな目的です。』

 (ラージャ・ヨーガ スワミ・ヴィヴェーカーナンダが)

 

 

「プラーナヤーマ」としての呼吸法、調気法は、スワミ・ヴィヴェーカーナンダがご紹介されているものの他にも、数種類ありますが、

ここでは、特に、クンダリニーの目覚めに関係しているプラーナヤーマについてのみご紹介させて頂きました。

 

他のプラーナヤーマの実践方法について詳細に知りたい方は、スワミ・シバナンダ著「プラーナヤーマの科学」に詳しく書かれていますので、こちらをご参考になさって下さい。

 

 

 

自分の義務が完全にできなくても

他人の義務を完全に行うよりも善い

天性によって定められた仕事をしていれば

人は罪を犯さないでいられる

 

どの仕事にも短所や欠点がある

ちょうど火に煙がつきもののように

アルジュナよ 故に自分の天職を捨てるな

たとえ その仕事が欠点だらけでもーー

(バガヴァッド・ギーター第18章47-48)

 

 

 

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