永遠の至福と自己実現(Self-realization)(1)
長らくお休みしていましたが、ブログ再開いたします。
The electricity of God flows down into the nervous system into the world, and be concentrated in the spine, you will behold the Maker. --Paramahansa Yogananda
神の電流は、世界の中に、(人間の)神経組織の中に流れ込んでいる。
脊髄に集中させれば、あなたは創造主を見るだろう。(パラマハンサ・ヨガナンダ)
これは、「あるヨギの自叙伝」の著者であるパラマハンサ・ヨガナンダが生前に語られた御言葉です。
この文を真に理解できる人は、神の電流とも言えるシャクティ(神の力)を体験したことがある方でしょう。
シャクティ(神の力)は、人体においては、尾骶骨にクンダリニーという形で眠っていると言われています。
このことは、ヨーガの世界では、定説となっており、このクンダリニー・シャクティを目覚めさせることが、真我実現とか自己実現(Self-realisation)と呼ばれているものであり、ヨーガの最終目標とされています。
しかし、この真我実現、自己実瓣(Self-realisation)は、ヨーガの最終目標でありながらも、同時に、すべての私たち人間にとって、この形でこの地球に生を受けた究極の目的(ゴール)でもあるとも言えます。
この究極のゴールに至るための前準備として、真我(アートマン)や自己実現(Self-realisation)について書かれたSwami Sivananda(スワミ・シヴァナンダ)の「Bliss Divine」(至福の神-日本未出版)をご紹介しようと思っています。
自らの体験を通して、人間が知り得る究極の絶対の真理であるとの確信を持って、微力ながら、スワミ・シヴァナンダの御言葉を通して、未だアートマン(真の自己、真我)を識らない方々に、真の自己や自己実現について、お伝えしたいと思います。
この確信に至ったのは、他ならぬ、ナーナ先生のお力のお陰です。
惜しみなく愛をもって導いて下さったナーナ先生には、心から感謝しております。
そして、この至高の恵みをもたして下さった神にも、心から感謝いたします。
それでは、アートマンである真の自己(真我)とは、一体、どんな存在なのでしょうか?
スワミ・シヴァナンダの「Bliss Divine」には、このように書かれています。
The Atman(アートマン、真我)
至福は、人間の本性であり、人類の中心的な事実は、生まれ持ったその神性だ。
人の本性は神聖だが、動物的な性質と無知という覆いのために、人はそのことへの自覚を失ってしまった。
人は、無知であるために、肉体、心、プラーナ、感覚と自分自身を同一視している。
これらを超越すると、人はブラフマン、純粋なる至福である絶対者と一つになる。
ブラフマン、絶対者は実在そのものであり、最も完全なる意識である。
それを超えるものはなく、すべての最奥の真の自己であるものが、アートマンであり、ブラフマンである。
アートマンは、すべての存在の共通の意識であり、泥棒、売春婦、廃品回収者、王者、悪漢、聖者、犬、猫、ネズミ――すべては同じ共通のアートマンである。
肉体や心においてのみ、明らかな創作的な違いがあり、色や意見において違いがある。
しかし、アートマンはすべてにおいて同じである。
金持ちなら、自分の利己的な興味のために、自分のための汽船、汽車、飛行機をを持つことができるが、自分自身のアートマンを持つことはできない。
アートマンは、すべての存在に共通であり、個人的な独占的な登記された財産ではない。
アートマンは、多くのものの中において一つのものであり、来ては去る形の中において不変であり、純粋であり、絶対であり、すべての意識のある存在の本質的な意識である。
すべての生命の源、すべての知識の源は、最奥の真の自己であるアートマンであり、このアートマンである最高の魂は超越した存在であり、言い表せず、推理できず、考えることもできず、描写することもできず、常に平和で、全面的に至福である。
アートマンと至福の間には違いはなく、アートマンは至福そのものであり、完全であり、平和であり、不死であり、至福である神は、一つである。
人生の目的は、完全であり不死である神を掴むことである。
真理に近づけば近づくほど、人は幸福になる。
何故ならば、真理の本質的な性質はポジティブで絶対的な至福だからだ。
有限の中に、至福はなく、至福は、無限の中にのみ存在する。
永遠の至福は、永遠の真の自己からのみもたらされる。
真の自己を識ることは、永遠の至福と永続する平和を楽しむことである。
自己実現(Self-realisation)は、永遠の実在、絶対的な智慧、永続的な至福を授けてくれ、誰も自己実現(Self-realisation)なしに、救われることはない。
絶対者を求めることは、最も尊い目的、命でさえも神に捧げ、すべての苦しみを招くことでさえ引き受けなければならない。
好きなだけ哲学的な書物を学んでも、世界中で講義をしても、ヒマラヤの洞窟に100年間居ても、50年間プラーナヤーマ(調気法)を練習しても、真の自己との同一の実現なしには、解放を得ることはできないだろう。
(Bliss Divine by Swami Sivananda)
次回に続きます。
Hari Om Tat Sat
So ham !
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