永遠の人

永遠のダルマ(真理) - 智慧と神秘の奥義

<食物についての識別>について(15)

ここ数回にわたり、<食物についての識別>についての有効な知識として、それぞれの食物が持っているエネルギーが、人体に及ぼす影響について、詳しく見ています。

 

食べ物は、栄養面から語られることが多いですが、長年の食習慣が、人間に与えている影響については、見過ごされているか、わかっていても、無視されることが多いようです。

 

しかし人間以外の動物は、食べ物を選ぶことができません。

 

肉食動物は、肉食ですし、草食動物は、草食です。

昆虫でも、海の生物でも、食べ物は決まっています。

 

人間だけが、食べ物を、個人個人で選ぶことができるのです。

 

食べ物を食べるのは、お腹を満たすため、嗜好を充たすため、など、理由はいろいろありますが、

自らのエネルギーをどのような状態にしたいか?という観点から、選ぶことも可能なのです。

 

ヨーガ行者や仏教の僧侶が、食べ物に対して、非常に繊細な感覚を持っていることは、よく知られています。

 

毎日食べる物に対して、少しでも意識的になれれば、考え方や感じ方、感情、行動までもが変わってきます。

 

食べ物を識別し、選別することで、健康状態だけでなく、自分のエネルギー状態のかなりの部分をコントロールできることが、知識ではなく、体を通して、わかるようになります。

 

引き続き、前回の続きをご紹介します。

 

 

 

『<薬物>

マリファナやLSDなどの幻覚剤は、感覚をとぎすませ、時空間の錯覚を起こし、夢想・幻想の世界に浮遊させる作用がある。

このような心を拡張させる物質は、極陰性の働きを持って、脳や中枢神経系を拡張させるだけでなく、腸・生殖器・その他の体内奥深くに位置する重要な働きの臓器が持つ強力な収縮エネルギーを喪失させる作用もある。

 

<ビタミン剤その他のサプリメント

合成ビタミン剤は、そのビタミンを抽出した材料・製法・カプセルに使われた素材によって、広範囲に影響を及ぼすものである。

ビタミンやミネラルのサプリメントを長く服用すると、表面的には、活力がみなぎり、頬が紅潮して生き生きしたように見えるが、体内奥深くにおいては、自然の消化器系・循環器系・神経系の各機能に混乱が生じてくる。

ホルモン分泌は、多すぎても少なくてもいけない微妙なものであるため、内分泌機能に狂いが生じやすい。

ビタミンやミネラルは通常の食物の中に含有されているので、特殊な症状を除いて、特に補充する必要はない。

 

<化学薬品が添加された水>

塩素やフッ素化合物などの化学薬品が添加された水は、循環器系・消化器系・神経系の各機能に影響を及ぼし、伝染病などの疾患にかかりやすくなるなど、広範囲にわたる不均衡を生じさせる。

現代の食事指針では、1日に8杯以上の水を飲むよう勧めている。

この基準は、肉類・卵・その他の動物性食品など体に熱を発生させる食品をとっている人を対象にしたもので、大量の水を飲むことによって、体の熱を冷まそうとするものである。

バランスが取れた食事をしている人の場合には、もっと少量の水分で十分足りる。

水をとりすぎると、皮膚がたるみ、筋肉は緩んで全身がむくみ、ふくれた感じの外見になる。

水分は、腹部・足首の周囲・眼の下にも溜まる。

頻尿・汗ばんだ手・湿っぽく低い声といった特徴は、水気のとりすぎによる不均衡が生じつつある証拠である。

 

<精製塩および精製油>

精製された食卓塩は、その成分の99.9%までが塩化ナトリウムで占められ、残りの部分が、ヨウ化物と糖分の一種デキストロース(右旋糖)である。

その中には、自然海塩に含まれる残留ミネラル分に欠けるため、心身ともに堅く引き締まって柔軟性が失われる。

自然食品店でよく見かける灰色がかった自然海塩には、白い自然海塩より残留ミネラル分が豊富に含まれている分、その作用も強力である。

いかなる種類の塩でも、とりすぎた場合、皮膚が乾いて縮み、しわが寄ってくる。

目の周りや下部の黒ずみ、足の冷え・血行不良・若白髪・腎臓の硬化・背中の硬直なども、よく見られる症状である。

塩分の過剰摂取がさらに進むと、頻繁な喉の渇き、やせすぎ・過食・眠気・エネルギーの喪失などが現れて、精神面では頑固で融通が利かなくなる。

やがて忍耐力の欠如・短気・石頭・熱狂しやすいといった状態も見られるようになる。

一般に塩は、漬物や塩蔵に使用する場合を除き、食材とともに調理して使われる。

食卓で生の塩をふりかけたり、食材と合わせて加熱調理する時間が不適当な場合、不均衡が生じてくる。

 

コーン油やピーナッツ油などの精製油・マーガリンや大豆油などの硬化油・パームやココナッツなどの飽和脂肪酸油は、過剰な作用を持っている。

現代的な食事には、その約40%に油脂類が含まれ、その大半は、調理に用いる油・マヨネーズ・ドレッシング・ソースなどの軽い油の形態で使われている。

心臓病・多種類のがん・肝臓や胆のうの疾患・エイズ・免疫不全をはじめとする多くの病気は、油脂類の過剰摂取と関連性がある。

西洋アブラナ科の植物から作られたキャノーラ油は、近年紹介されたもので、多価不飽和脂肪酸を含む軽い口当たりのよさから、レストラン・学校・家庭などに普及しているが、歴史的に見ると、元来、調理油というより、工業用の溶剤として使われてきたものである。

キャノーラ油に関する総合的研究は、まだ実施されていないが、予備研究の結果によれば、視力障害との関連性が指摘され、すなわち毒素による肝臓障害を引き起こす可能性がある。』

  (THE マクロビオティック  久司 道夫 著)

 

 

 

 

医師

「もしすべてが神の思召しなら、じゃあ、あなたは、なぜこんなにしゃべるのですか?

なぜ、ほかの人に智識を与えようとしてしゃべるのですか?」

 

聖ラーマクリシュナ

「あの御方がしゃべらせるから、こうしてしゃべっているのさ。

”わたしは道具、あの御方が使い手”だもの」

 

医師

「自分を”道具”と言うなら、黙っていてください。

あらゆる人が神、なんでしょうからーー」

 

ギリシュ

「(医師に)--あなた、どうお考えになろうとご勝手ですが。。。

実際のところ、神がさせるから、我々はするんですよ!」

 

医師

「あの御方がFree Will(自由意志)を人間に与えて下すったんですよ。

私がしようと思えば、神を想うこともできる。

また、しようと思わなければ、想わないでもすむ」

 

ギリシュ

「あなたが神を想ったり、あるいは世間でよい仕事をなさる。

しかしそれは、あなたがなさっているのではない。

それをしたいという気持ちがさせているのです」

 

医師

「どうしてですか?

私はそれを自分の義務だと思ってするのです」

 

ギリシュ

「それも、あなたがそれをすることを好むから、なさるのです」

 

医師

「子供が火事で焼け死にそうになっている--それを助けに行くのは義務だと感じるからで・・・」

 

ギリシュ

「子供を助けることに喜びを感じるから、火の中にとびこむのですよ。

”喜び”があなたをその行動にかりたてるのです。

おつまみにつられて酒をのむようなものです」

 

聖ラーマクリシュナ

「何か事をするには、一つの信念が必要だ。

そして、それを思うことによって歓びを感じるようになり、そしてはじめて、人は何か行動を起こすんだよ。

この地面の下に金貨のつまったカメがある--これを知る、ほんとにあるんだと信じる、これが先ず第一に必要なことだ。

そのカメのことを思うと、嬉しくてワクワクする。

それから、実際に土を掘るんだ。

掘っていくうちに、カチンと音がする。

その嬉しさ!

やがてカメの端が見えてくる。

ますます嬉しくなる。

こういうふうにして喜びがだんだんと増してくるばかりだ。

寺のベランダで、いつか立って見ていたらねーーサードゥが大麻を吸う支度をしていたが、その顔つきの嬉しそうだったこと!」

 

医師

「しかし火は、ヒート(熱)も出すし、ライト(光)も出します。

光では、たしかに周囲が明るくなりますが、熱は体を焦がすでしょう。

義務を行うにあたっては、喜びばかりでなく、苦痛だって伴いますよ!」

 

校長

「(ギリシュに)--”腹に食物が入れば、施し主から少々打たれても背中は我慢する”という諺がありますからね。

苦しみの中にも喜びがあります」

 

医師

「なぜです?」

 

ギリシュ

「そして、喜びのオアシスがある」

 

医師

「けっこう。

さて、また、おつまみのために人は酒を好む、という論点に戻りました」

 

ギリシュ

「心のインクリネーション(傾向、習性)ですよ」

 

校長

「(ギリシュに)--その習性が心をひきずりまわすのです。

傾向とか習性とかの強制力を言いだしたら、Free Will(自由意志)なんて!」

 

医師

「私は、人間の意志が完全にFree(自由)だとは言えませんよ。

牛が縄でつながれている。

その縄の長さの範囲における自由です。

縄をひっぱろうとすれば、また・・・・」

 

聖ラーマクリシュナ

「(医師に)--”神がすべてを為し給う

あの御方が使い手で私は道具”--ね、この信念が不動のものになったら、その人は生前解脱者(ジーヴァ・ムクタ)だ。

”あなたの仕事をあなたがするのに、人は『私』がすると言う”--どんな具合のものかわかるかい?

ヴェーダンタに一ついい説明があるよ。

鍋で料理をする。

ジャガイモやナスなんかも米にまぜてある。

しばらくして火が通ってくると、イモ、ナス、米、みんな跳ね上がり出す。

すると、そいつらはウヌボレて、『私は動いている!私は飛び上がっている!』と思う。

小さな子供はそれを見て、イモやナスは生きているからあんなふうに跳び上がっているんだ、と思う。

いくらか大きくなって知恵がついてくると、イモやナスや米は生きているんじゃない、自分で跳びはねているんじゃない、鍋の下に火が燃えているから、あんなふうに動くのだ、燃えている薪を除いてしばえば動かないんだ、ということがわかってくる。

人間の”私が為すのだ”というウヌボレは、無知無明のせいだよ。

神様の力であらゆるものに力があるんだからね。

燃えている薪をとってしまえば、何もかも黙る。

あやつり人形は人形使いの手であやつられて見事に踊っているが、手から離れると、もうちっとも動かない!

神を見ないうちはーーあの智慧の宝玉に触らぬうちは、自分が行動者だと錯覚しているんだよ。

私は善いことをしている、私は悪いことをしているーーこんな差別の感じがするんだ。

この差別感がつまり、あの御方の創造現象(マーヤー)なんだ。

マーヤーの世界で暮らすために与えてくだすったものなんだよ。

明知のマーヤーに従って正道を行けば、あの御方をつかむことができる。

つかんで、対面して、マーヤーの向う岸に渡ることができるのさ。

あの御方ただひとりが行動者(カルタ―)であって、”私”は人形か道具にすぎない。。。

この不動の信念があるもの、それこそが生前解脱は(ジーヴァ・ムクタ)だ。」

(大聖ラーマクリシュナ 不滅の言葉  マヘンドラ・グプタ著)

 

 

 

アルジュナ問う

「主よ 三性質(トリグナ)に超越した人の

特徴(しるし)を何とぞお教え下さい

彼はどんな生活をし 行動するのかーー

またどのようにして三性質を超越(のりこえ)たのですか?」

 

至上者(バガヴァーン)こたえる

「バンドゥの息子よ

サットワの光輝 ラジャスの執着

またタマスの迷妄が現れても嫌わず

消えても追及しない者--

 

これら物質自然(プラクリティ)の三性質(トリグナ)の作用に

動揺することなく 悩むことなく

動くのは物質自然(プラクリティ)の三性質のみと静観して

超然として不偏中立を保つ者ーー

 

真我に定住して幸と不幸を区別せず

土塊も石も黄金も同時に視て

全ての事物に好悪の感情を起こさず

賞讃と非難 名誉と不名誉に心を動かさぬ者ーー

 

友と敵を同じように扱い

物質次元の仕事には一切手を出さぬ者ーー

以上のような人は

物質自然(プラクリティ)の三性質(トリグナ)を超越したと言えよう

(バガヴァッド・ギーター第14章21-25)

 

 

 

 

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