永遠の人

永遠のダルマ(真理) - 智慧と神秘の奥義

<食物についての識別>について(14)

前回ご紹介しました<食物についての識別>に関する記事の中で、「動物食」については、「出来るだけ避ける方が好ましい」というような趣旨の内容をご紹介しました。

 

これは、ラージャ・ヨーガにおける第二段階「ニヤマ」(勧戒)の中の「シャウチャ(心身の清浄)」を実践することにつながると書きましたが、

それだけでなく、第一段階「ヤマ」(禁戒)の中の、アヒンサー(非暴力)の実践にも通じるものです。

 

「ヤマ」(禁戒)には、この他、サッティヤ(正直)、アステヤ(不盗)、ブラフマチャリヤ(禁欲)、アパリグラハ(不貪)で、「ニヤマ」(勧戒)と同じく、5つあります。

 

「動物食をしない」ということは、シャウチャとアヒンサーに通じ、口に入れる食べ物を通して、着実に探求の道を歩むことができるようになります。

 

しかし、この<食物についての識別>についての知識も、実践なくしては、ただの知識で終わってしまい、自己変容にはつながりません。

 

少しでも、自分でできる準備は、自分ですることが、人間として生きる歓びにつながっていきます。

 

どんな山でも、自分の足で一歩一歩登るからこそ、頂上に辿り着いた時の歓びは、大きいのです。

 

山の写真を見るだけでは、その歓びを味わうことはできません。

 

夢見ているだけでは、現状打破は不可能です。

 

「見神」の歓びは、体験してこそ初めて味わうことができるのです。

 

千里の道も一歩より。

 

ゴールに辿り着くために、少しでも前進しようという意志無くしては、いつまで経っても、ゴールに辿り着くことはできないでしょう。

 

 

 

『<パンおよび小麦粉焼成食品>

良質な全粒穀物で作られたパンなどの食品を少量食べるのは、健康的でバランスが取れた食事法にかなうものだが、今日、大半の人は、特に精白小麦粉と砂糖を使った小麦粉製品を食べすぎる傾向にある。

パンは、一見非常に収縮しているが、作る過程で水分・ベーキングパウダー・砂糖と混ぜ合わせた際に膨らむため、食べると肌や頬が膨らんで、青白くしまりのない皮膚になる。

砂糖を加えて焼いた小麦粉製品は、腹にガスが溜まる原因になる。

パンは、粘液も生み出すもので、腸の停滞・肩の痛み・足のたこが生じる場合もある。

臓器が停滞して、肺・肝臓・胆のう・膵臓の疾患が起きることもよく見られる。

焼いた強力な収縮エネルギーは、中でも脊柱や骨に影響を及ぼして、その柔軟性が失われる。

定期的にパンを食べると、全体より部分に焦点を当てた分析的考え方をするようになるとともに、融通の利かない固定化した人生観を抱くようになる。

 

<果物と果汁>

果物は、とても体の熱を冷まして、気分をくつろがせてくれるものだが、とりすぎると、体が冷えて血の巡りが悪くなり、神経質で風変わりなエネルギーをもたらし、精力が失われる。

果物より果汁のほうが、多少凝縮されている。

果物や果汁をとりすぎると、果物を非常に好むサルなどの霊長類のように、おしゃべりで、明るく、しかし、いたずら好きな性格になり、落ち着かない。

不整脈冷え性・頻繁なまばたき・前頭部の薄毛・ふけ性・甲高い声・肺の虚弱・なで肩・猫背・長く垂れた細い鼻などは、果物や果汁をとりすぎた典型的特徴である。

果物を過剰に接収した場合には、その他の食品でバランスを取ろうとする傾向が見れらる。

また、アレルギー症状が促進される。

 

<砂糖と菓子>

砂糖をとると、ブドウ糖が血液中に供給され、血糖値が一気に上昇して、大量のエネルギーが発生するが、この高揚感は、血糖値の低下とともに急速に失われて、不機嫌、感傷性・散漫な思考・混乱・目的の喪失・落胆をもたらし、総体的に見れば、力強さと活力が低下する結果となる。

砂糖をとりすぎた症状としては、そばかす・肌のしみ・指のつめに現れる白い斑点・瞳孔の拡張など、全般的に拡散性の特徴が見られる。

砂糖の摂取は、虫歯・白内障などの視力障害・不整脈・嚢胞・腫瘍などを引き起こす。

過剰に摂取された砂糖は、体内で脂肪酸に変化して、冠状動脈性心臓疾患・多種類のがん・糖尿病・統合失調症・その他の退行性疾患を引き起こす要因となる。

黒砂糖・糖みつ・トウモロコシの果糖など、過度に精製されたさまざまな製品にも、明晰さが失われ、怠惰で夢幻的な行動を示すようになる。

長期的にとり続けると、神秘的な信念を抱き、感情的・情緒的・センチメンタルなものに異常に惹きつけられるようになる。

 

<スパイスと刺激物>

スパイスは、蒸し暑い気候の地域において、体の熱を冷まし、心と神経系に刺激を与えて、体全体が環境に調和するように働きかける役目を果たすものである。

温帯地域で、刺激や香りの強いスパイスやハーブをとりすぎると、興奮状態で落ち着きがなく注意力散漫になり、全身を冷やし衰弱させる作用がある。

四季の変化に富んだ気候地域に住む人がハーブをたくさんとると、大げさな手振りを交えて、早口でしゃべり、感情的に激しやすく、すぐ疲労し、細菌感染やアレルギーなどの疾患にかかりやすくなる傾向がある。

スパイスは、がんを拡散・転移させる作用もある。

コーヒー・カフェインレスコーヒー・紅茶といった刺激のある飲み物は、強い陰性で、拡散作用があり、体内のエネルギーを上昇させ、脳や神経系を覚醒・刺激する効果がある半面、心臓の鼓動を速め、生殖機能を衰弱させる。

心理面では、含有成分のカフェインが、思考や会話などの知的・社会的活動を促進させるが、この表面的刺激はすぐに失われるものである。

コーヒーや紅茶は、砂糖やミルクを入れて飲んだり、ドーナツやペストリーを一緒に食べたりすることが多いため、低血糖症や血糖値の不均衡を招きやすくなる。』

  (THE マクロビオティック  久司 道夫 著)

 

 

 

聖ラーマクリシュナ

「そうとも、あの御方のお恵みがあれば、智識に不足などあるかい?

わたしはロクに字も読めない子どもみたいなものだ。

ナンにも知らないよ。

だのにこうしたことをしゃべるのは、いったい誰なんだろうね?

神の智慧のお倉は、いくら出しても減らない。

郷里に穀物商がいてね、”ラメ・ラム、ラメ・ラム”なんて言いながら穀物を量る。

一人が量ると、後ろにいる人が次から次へと穀物の山を手元に押し出す。

後ろにいる人はそれが役目なんだ。

わたしの話もそれと同じで、話すそばから次々と後が出てくる。

マーが無限の智識倉から、際限なく出して下さるんだよ!

子供のころ、あの御方の存在をありありと実感したんだ!

十一のときだったよ。

野原で、何というものを見たことだろう!

みんなは、わたしが気絶していて何の感覚もなかった、と言っていたがね。

あの日からわたしは、すっかり皆とは別の人間になってしまったんだよ。

自分のなかにもう一人、誰かいるのかわかるようになった!

お寺で参拝していると、手が神像の方よりも自分の頭の方によけいに来て、そこにお花を供えたりしたものさ!

わたしといっしょにいた青年が、わたしのそばに寄らなくなった。

『あんたの顔に光があって、あまり近よると恐いんだ』とよく言っていた」

 

聖ラーマクリシュナ

「わたしはホントに、無学文盲で何一つ知りゃしない。

それなのにこういう話をするのは、いったい誰だろう?

わたしはいつも言っているよーー『マー、わたしは道具、あんたが使い手。

わたしは部屋、あんたが住み手。

わたしは車、あんたが御者だ』と。

させる通りにわたしはする、言わせる通りにわたしは言う。

動かす通りにわたしは動く。

ナハン、ナハン(我に非ず、我に非ず)、トゥフ、トゥフ(あなた、あなた)。

すべてはあの御方の栄光、わたしはただの道具!

シュリー・マティー(ラーダー)が自分の純潔の証にと、千も口のついた水がめに水をいっぱい入れて頭にのせて運んだ。

ところが水はただの一滴もこぼれなかった。

皆は口をきわめて誉めそやした。

いまだかつて、これほどの純情貞潔な女性はいなかっただろう、と言って。

するとラーダーは、『あなた方、どうしてわたしなんかを誉めるのですか。

クリシュナを誉め讃えて下さい!

クリシュナ万才!

わたしはあの御方の侍女にすぎません』

あの境地のときに、わたしはヴィジャイの胸に足をのっけた。

あれほど尊敬しているヴィジャイの胸に、あろうことか足をのっけたんだよ!

このこと、どう思う?」

 

医師

「以後、お気をつけになればよろしいでしょう」

 

聖ラーマクリシュナ

「(合掌して)--どうすりゃいい?

あの境地になると、外の意識がなくなってしまうんだもの!

何をどうしたのか、ナンにもわからないんだよ」

 

医師

「お気をつけになるべきです。

合掌したからってどうなるものでもありませんよ」

 

聖ラーマクリシュナ

「あのときにわたしが、何かできると思っているのかい?

ーーそれにしてもあんたは、わたしのあの境地をどう思っているんだい?

もし、ワザとそんなフリをしているんだ、などと思っているなら、あんたの勉強したサイエンスとかマイエンスとかいうものは、実にくだらんものに相違ないよ」

 

医師

「先生、あなたがそんなフリをしているんだと私が思っていたら、こんなにしげしげとここに来るでしょうかね?

何もかもおっぽり出してここに来ているんですよ。

ほかの患者の家にもロクに行かないで、ここに来て六時間も七時間も坐りこんでいるのを、よくご存知でしょうが。。。。」

 

聖ラーマクリシュナ

「シェジョさんにも言ったことがある--あんたみたいな金持ちがわたしを尊敬するようになったから、わたしが恩義を受けたと思っているなら大間違いだよ!

あんたが尊敬してくれようとくれまいと、わたしにとっちゃどうということもないんだ。

--まあ、だがね、人間が何をするかは、神さまのお許しがあってのことだ。

神の力の前では、人間はワラくずみたいなものさ!

 

医師

「あなたは、どこかの漁師(ショジョさんのことで、低い漁師のカーストに属していた)があなたを(神の化身と)認めていたから、わたしもあなたを認めているとでも思っているのですか?

しかし、あなたを尊敬しているのはたしかです。

あなたを一個の人間として。。」

 

聖ラーマクリシュナ

「認めてくれなんて、一度でも頼んだかい?」

 

ギリシュ

「このかたが、あなたに認めろとおっしゃったのですか?」

 

医師

「(タクール=聖ラーマクリシュナに)いったい、何を言っているのですか?--それも神さまの思召しですか?」

 

聖ラーマクリシュナ

「ほかに仕様がないじゃないか!

神の力の前で、人間は何ができる?

アルジュナがクルクシュートラの戦場でこう言った--『私は戦えません。

同族を殺すことはできません』

すると聖クリシュナは、こうおっしゃったーー『アルジュナよ、戦え。

戦うのがお前のもって生まれた運命なのだ』

そして、聖クリシュナは戦士の死骸がるいるいと横たわっている戦場の有様を透視させて下すった。

シーク教徒が寺に来たことがある。

その連中も言っていたよ--『アスワッタの木の葉が風でそよぐのも神の思召し。

神の意志がなくては木の葉一枚だって動かない!』」

(大聖ラーマクリシュナ 不滅の言葉  マヘンドラ・グプタ著)

 

 

 

 

全ての行為は自分がするのではなく

物質自然(プラクリティ)の三性質(グナ)の作用にほかならぬ事を知り

その上に至上主の実在を正覚した者は

この三性質を超越してわたしのもとに来る

 

肉体をまとった者が その体と連合する三性質(グナ)を

振り捨ててこれを超越したとき

誕生と老と死の苦より解脱し

物質界(このよ)にいる間から至幸の神酒をのむ

(バガヴァッド・ギーター第14章19-20)

 

 

 

 

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