永遠の人

永遠のダルマ(真理) - 智慧と神秘の奥義

<食物についての識別>について(13)

前回までは、<食物についての識別>として、エネルギー的に体に良い影響を与える食品についてご紹介しました。

 

今回は、エネルギー的に見て、あまり取り入れない方が良いとされる食品について、見てみたいと思います。

 

エネルギーの清浄は、ラージャ・ヨーガの第二段階のニヤマ(勧戒)の中にある「シャウチャ(清浄)「心身を清浄に保ち、身体と心を浄化するように努める」に該当します。

 

ニヤマは、この他に「サントーシャ」(知足)、「タパス」(苦行)、「スヴェディヤーヤ」(読誦)、「イーシュヴァラプラニダーニ」(自在神への祈念)があり、全部で5つあります。

 

ヤマ(禁戒)とニヤマ(勧戒)は、人間として果たすべき義務のようなものなので、常に念頭に置いて、日常生活を送るようにすると、修行を行なっていると同じことになるので、自然と心身の準備が整っていくことでしょう。

 

 

 

『<両極端な食べ物の作用>

極端な食べ物を食べることは、肉体的・精神的・スピリチュアルな側面にさまざまな影響を及ぼすものである。

標準的なマクロビオティック食事法において、一般に避けるか最小限にとどめる食べ物の持つエネルギー効果は、以下の通りである。

 

<肉>

肉類は、非常に強力な短期的なエネルギーを持ち、伝統的に肉体的重労働を継続して行う際、もしくは寒い気候から身を守るために食べられてきたものである。

肉に含まれるたんぱく質やミネラル分は、体内で下降し、内側へ向かう極陽性のエネルギーを生み出す一方、脂肪やコレステロールは、より陰性な成分であり体表面や血流に蓄積される。

肉食をすると、全般的に体は、堅く重く硬直して引き締まる。

現代社会に不可欠な食肉である牛肉は、まるで雄牛のような体つき、力強い表現、攻撃的な考え方と行動を生み出すことがある。

ハンバーガーやステーキなどの牛肉製品を食べすぎると、特に砂糖やアルコール類といった強い陰性のものと合わせてとった場合、大声をあげるような話し方・傲慢で軽率な考え方・粗野な行動をするようになる可能性がある。

豚肉も強力な攻撃的エネルギーを有し、中でも足など体の下部に影響を及ぼし、食べすぎるとぞんざいな性格をもたらすことがある。

子羊肉は、ややおとなしいエネルギーを持っているが、弱々しい羊のような行動を促進させる。

一般的に肉類には、飽和脂肪酸やコレストロールが多く含まれ、肉食は、高血圧・心臓病・脳卒中・多くの種類のがん・低血糖症などの慢性疾患を引き起こす主要原因となっている。

 

<鶏肉と卵>

鶏肉は、体を堅く引き締め硬直させて、中でも筋肉・骨・神経に影響を与える。

背中上部が丸まって、肩甲骨が引き締まって堅くなり、喉や首の部分に脂肪が溜まり、甲状腺疾患の原因となる。

末端部の硬直が進行し、関節のはれと痛みが起こり、やがて手足の指がくの字状に変形し、関節炎を引き起こす。

長期間にわたって鶏肉を食べると、よろよろした細い脚・過剰なまばたき・とがった鼻・チック(顔や首、肩などの筋肉が不随意に繰り返し収縮すること)症状・けいれんといった発作的動きが頻繁に見られるようになる。

鶏肉を食べると、精神面では、夫を尻に敷き、物事の詳細や取るに足りないことにこだわり、人生観が狭く断片的になるなどの影響が見られる。

卵は、人間が口にする食べ物の中でもっとも濃縮されたもののひとつで、極度の収縮性エネルギーを持っている。

卵を食べすぎると、卵巣・前立腺・肝臓・その他の生命維持に不可欠な臓器を硬化させ、嚢胞・腫瘍・がんになる危険性をもたらす。

エネルギー的観点からすれば、卵をたくさん食べる人は、自分の周囲に振動性の殻を張り巡らせ、他人との意志の疎通が下手になる。

卵を食べすぎると、ちょうどヒナが卵をくちばしでたたいて割るように、発疹などが噴出してくることもある。

卵は、左脳に強力な分析的・理性的能力をもたらすもので、科学者・数学者・チェスをする人は、一般に頭でっかち(egghead=卵頭)と呼ばれている。

 

<乳製品>

ミルク・生クリーム・バター・アイスクリーム・ヨーグルトなどの乳製品は、太い骨・厚くて鈍感な皮膚・鈍くてのろい反応をもたらす。

乳製品は、強力な粘液を作り出し、副鼻腔・肺・消化器系の各種疾患を引き起こすとともに膣からのおりものや強烈な体臭の原因となる。

乳製品を多くとると、親切で優しい人柄になると同時に、過度に感傷的で子どもっぽく、従順で人と群れをなしたがるようになる。

乳製品のたんぱく質と脂肪は、心臓病・がん(中でも乳がん前立腺がん・肺がん)・糖尿病・ぜんそく・アレルギー・せん痛などの慢性疾患の主原因となるとともに、性欲の減退や不感症にもつながる。

伝統的に母乳を与えられない乳幼児は、羊やロバなど温和な動物の乳を与えられてきた。

ヤギやラクダの乳を与えると、きかん気で頑固な子どもが育つと信じられている。

 

<魚介類>

魚介類を食べると、感覚がとぎすまされ、洞察力が鋭敏になって、流暢に話をするようになる半面、ものの見方は、偏狭で一面的になりがちである。

魚を多く食べる人は、理路騒然として、対立を好まず、あたかも魚が群れをなして泳ぐように、集団を作ったり、コミュニティー意識が強くなる。

マグロ・サケ・メカジキなど、ずっしり身が締まって脂が乗った魚や魚介類は、攻撃的な行動を引き起こさせる。

魚介類や甲殻類は、さまざまな独特のエネルギー資質をもたらす。

例えば、二枚貝のフライを食べすぎると、貝が口を固く閉じるように顎が締まる。

魚介類は、腸や肩のけいれんや、皮膚が硬化するなどの合併症を引き起こすこともある。』

  (THE マクロビオティック  久司 道夫 著)

 

 

 

 

シャーム・ボース

「よく言われている精妙体(幽体)というものを、誰かはっきり見せてくれる人がいますか?

粗大体から精妙体が出てくるところを、誰か見せてくれる人がいるのですか?」

 

聖ラーマクリシュナ

「神のほんとうの信者は、そんなことをする気には全くなれないよ。

どこかのバカが認めようと認めまいと、ちっとも気にならないよ!

誰か有名な人を感心させて、自分のところにつないでおこうなんて考えは、これっぽっちもありゃしないんだ」

 

シャーム・ボース

「アッチャ、粗大体や精妙体はどういうふうに違うのですか?」

 

聖ラーマクリシュナ

「五元素でできているのが粗大体だ。

心とか、知性とか、我欲、意識、こういうものでできているのが精妙体。

至聖なるものの歓びを感じたり、それと楽しもうとする体が原因体だ。

タントラで言っている”バガヴァティー体”だ。

この三つを超越しているのが、”大原因(超越)”で、これは口では説明できない」

 

「聞いただけでどうなる?

何か実行しろ。

お神酒、お神酒と口でとなえたところでどうにもなるまい?

それで酔えるかね?

お神酒を体に塗りたくっても酔いやしないだろう?

少しでも飲まなけりゃだめなんだよ。

これは四十一番手の糸、これは四十番手の糸と、商売人でもない人が見わけられるかい?

糸商人をしている人は、どんな番手の糸だって簡単に見分けられる!

だから、修行をしなさいと言うんだよ。

そうすれば、粗大、精妙、原因、大原因のちがいがみんなわかるようになる。

そして神に祈るときは、あの御方の蓮華の御足に清い信仰を持てるように、それだけを祈ることだ。

ダルマ(正義)というのは、慈善事業のようないい行いのことだ。

ダルマを持っているとアダルマ(不正)もついてまわる。

徳、徳、とかついでいると、罪もいっしょにくっついてくる。

智識(ジュニャーナ)を持っていると無智(アジュニューナ)もついてくる。

同じように、浄と不浄、光と闇の関係も一つのものの表と裏だ。

それから、一という観念があれば多もある。

いいという感じを持てば悪いという感じもある。」

 

シャーム・ボース

「先生、神智協会のことをどう思われます?」

 

聖ラーマクリシュナ

「まあ一般的に言うと、弟子をたくさん集めようとするような連中は低い霊階の人間だ。

それから霊能力とか神通力のようなものをひけらかしたり、欲しがったりする人も低い霊階だよ。

ガンジス河を歩いて渡ってみたり、遠くの国の人が言ったことを聞きとって話してきかせるとか、そういう力。

こういう人たちが神に純粋な信仰を持つのは、とても難しいことなんだよ」

(大聖ラーマクリシュナ 不滅の言葉  マヘンドラ・グプタ著)

 

 

 

サットワの支配下で肉体分解すれば

その魂は聖者たちや

立派な信仰家たちの住む

清らかな世界に上がって往く

 

ラジャスの支配下で肉体分解すれば

その魂は仕事に追われる人々の世界に生まれ

タマスの支配下で肉体分解すれば

その魂は無知蒙昧な女の胎に宿る

 

サットワによる行動の結果は

善美であって汚れなく

ラジャスによる行動の結果は苦痛であり

タマスによる行動の結果は愚昧である

 

サットワからは真実の智識が生じ

ラジャスからは貪欲が生ずる

そしてタマスからは愚鈍と

狂気と妄想が生じる

 

サットワに生きる人々は次第に高い世界に上がり

ラジャスに生きる者たちはこの世界に留まり

いまわしいタマスに生きる者たちは

地獄のような世界に堕ちていく

(バガヴァッド・ギーター第14章14-18)

 

 

 

 

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