永遠の人

永遠のダルマ(真理) - 智慧と神秘の奥義

<食物についての識別>について(11)

心と体におけるエネルギー浄化の実践方法としても有効な効果を見込めることから、数回にわたって<食物についての識別>としての「マクロビオティック」の陰陽の観点から見た”食物が持つエネルギー”について、ご紹介しています。

 

体と心、そしてエネルギーとの密接な関係を理解し、身を以って体験するならば、三者は切っても切れない関係にあり、体を浄化することは心を浄化することであり、そして、エネルギーを浄化することであることがわかってくることでしょう。

 

そしてそのことが、何よりの、「見神」への有効な準備となり得るのだということがわかってくることでしょう。

 

今回も前回の続きをご紹介させて頂きます。

 

『<海藻>

海藻・紅藻・川藻は、伝統的に世界中で食べられてきたもので、柔らかく、柔軟性がありながら、絶えず流動し、水中で生命の均衡を保持するため、しなりながら生育する。

地上の植物は、地面に固定されて、その大部分は、硬直した主軸・茎・葉を持ち、折れやすいのと対照的である。

海藻は、アルカリ性の環境に生育するため、血液を強化して、特に動脈やその他の血管に順応性や柔軟性を与え、保持する助けとなる。

ある種の海藻には、放射性粒子などの有害物質を吸収して体外に排出する作用を持つ成分、アルギン酸塩が含まれている。

海藻は、自然の解毒剤であると同時に、毎日の食事をはじめ、お茶や湿布を含む多様な家庭療法にも広く用いられる。

 

★ワカメは、細長く明るい色をした海藻で、調理すると透明で美しい緑色に変化する。

みそ汁に欠かせない具として使われる。

他の海藻類と同様に、たんぱく質・鉄分・カルシウム・ヨード、ビタミンAおよびBなどの栄養分が豊富に含まれ、高血圧・腫瘍・感染症の予防に効果的である。

 

★ノリ(別名アサクサノリ)は、ノリ巻やおむすびに用いられる。

とても薄くパリッとした食感で、たんぱく質・鉄分・カルシウムなどの栄養分が多く含まれる。

腎臓・泌尿器系・生殖器を強化し、コレステロール値を下げ、循環を促進する作用がある。

家庭療法としては、ニンジンと大根の飲み物に用いられ、小さな切り傷の止血にも使える。

 

★ヒジキは、松葉状の茶色い海藻で、調理すると黒くなり、強い磯の香と木の実のような風味がする。

食品の中ではもっとも鉄分とカルシウムの含有量が多く、強力なエネルギーを与えてくれる。

合わせてビタミンA・C・B12の有効な供給源でもあり、血液中のコレステロール値を下げて、心臓病を予防する。

 

★アラメは、甘い繊細な味わいがあり、柔らかな食感で、調理すると焦げ茶色になる。

他の野菜類や大豆製品との相性がよく、スープやサラダに加えてもよい。

鉄分とカルシウムが豊富で、歯や骨を強化し、循環を促進させる。

外用としては、婦人科系の生殖器疾患のための腰湯に使われる。

 

★コンブは、肉厚で大きく濃い緑色をしたケルプの一種で、スープやめん類の汁に使われるだしを作るために古くから使われてきた。

コンプは、副菜・ふりかけ・お茶にも用いられる。

血液を強化し、体内の毒素を排出する働きがあり、外用としては、湿布にも使われる。

 

<調味料>

マクロビオティック食事法で使う主な調味料は、自然海塩・みそ・しょうゆで、未精製の植物油は調理に用いられる。

梅干しもよく使われる。

 

★塩は、生命に不可欠であり、人類にとってもっとも古い必需品のひとつである。

精製されていない自然海塩(海水を濃縮・乾燥したもの)は、一般の食卓塩では精製・除去されているミネラル分や残留成分が多く含まれている。

食塩の中ではもっとも陽性なもので、消化を助け、血液を強化し、脳や神経系を刺激する。

食卓上で用いるより、調理の際に使うのが伝統的な方法で、食べ物を堅くしたり柔らかくしたりする双方の作用がある。

もっとも強力な食品のひとつであり、適切に用いるのがもっとも難しいものでもある。

常に変化し続ける季節・天候・気候・個人の体調や欲求に応じて、絶えず微調整していくことが必要である。

 

★みそは、大豆と自然海塩から作られた発酵食品で、大麦や米も使われているものが多い。

強力なエネルギーがあり、消化を促進する酵素が含まれていて、血液の質を高めてくれる。

みそ汁に定期的に用いられ、他の料理の味つけやソース・ドレッシングにも使われる。

体の均衡を保ち、健康状態を維持するためにとる主要な食品のひとつに挙げられる。

心臓病の予防・乳がんなどの悪性腫瘍の治癒促進・放射線治療を受けている場合に効果的である。

外用としては、小さな切り傷の湿布に使われる。

 

★天然醸造のしょうゆは、スープ・めん類・炒めものなどの料理の味つけに使われる。

大豆・小麦・自然海塩・水を合わせて発酵させ、ヒマヤラスギの樽で熟成させて作られ、穀物や野菜の消化を助ける働きがある。

たんぱく質・ミネラル分・ビタミンBが豊富に含まれ、家庭療法としては、血液強化・疲労回復・酸化の中和に用いられる。

 

ゴマ油は、現代のマクロビオティックコミュニティーで、調理に使われる標準的な油である。

ゴマの種子を材料として、自然の色・味・香りを生かすため、低温で圧搾したもので、色の濃いゴマ油は、風味豊かないぶした香りがあり、色の薄いものよりいくぶん強い効果があり、次いでよく使われるコーン油は、軽やかな味わいで、さまざまな料理に合う。

ただし、遺伝子組み換え食品の導入によって、従来のトウモロコシの供給が混乱したため、近年、有機栽培されたコーン油は市場から姿を消している。

その他の不飽和脂肪酸の植物油は、一般に、さらに軽くて陰性の拡散作用を持っている。

オリーブ油は、濃厚な単価不飽和脂肪酸であり、特別な料理に合うもので、特に地中海地域や南カリフォルニアなどの暑い気候の地域に住む人々に適している。

 

★梅干しは、塩気が強い梅の漬物で、強い風味があり、酸味と塩気が混ざり合った味で、調味料・ふりかけ・治療に使われる。

種を除いてペースト状にした練り梅は、ソース・ドレッシング・スプレッドに用いられる。

梅干しとともに漬け込むシソの葉は、深紅もしくは紫色で、ふりかけや薬味としてさまざまな料理に使われる。

梅干しは、バランスがとれた中庸のエネルギーを持ち、極端な食べ物や症状を中和してくれる。

消化促進・血液強化・酸化の中和の働きがあり、エネルギー補給や疲労回復のため、梅しょう番茶や梅しょうくずに用いられる。』

  (THE マクロビオティック  久司 道夫 著)

 

 

 

 

タクール(聖ラーマクリシュナ)は或る信者にギリシュのことを言っておられたーー「ニンニクのつぶしたのを入れておいた器は、千度洗っても匂いがすっかりは消えないだろう?」と。

それでギリシュは少し傷ついていたので、タクールの帰り際に彼はついに口に出した。

 

ギリシュ

「(タクールに)ニンニクの匂いは消える見込みはありましょうか?」

 

聖ラーマクリシュナ

「消えるだろうさ」

 

ギリシュ

「”消えるだろう”とおっしゃいましたね?」

 

聖ラーマクリシュナ

「強い火で焼くと匂いはなくなる。

ニンニクを入れてあった器だって、火を通せばもう匂わなくなるよ。

新しい器に生まれかわるんだよ。

自分はだめだと言っている者は、決して成功しない。

解脱できると自信を持っている者は、ほんとに解脱する。

縛られていると年中気にしている者は、縛られる以外にないよ。

自信をもって力強く、『私は解脱できた』と言う人は、解脱しているんだよ!

夜も昼も『私は縛られている、私は縛られている』と言い暮らしている人は、縛られる以外にないんだよ!」

 

ギリシュ

「あなた様がお恵み下されば、あらゆることが成就いたします。

以前の私は、まあ、どんな人間だったでしょう。

それが、ここまでになったのですからーー」

 

聖ラーマクリシュナ

「おやおや、お前さんは前世から持ってきたものがあるからそうなったのさ。

時期がこなけりゃ何ごとも成就しない。

病気が治りかけたとき医者は、”この木の葉に黒コショウをくるんで飲め”とか何とか処方をする。

飲んだ後で病気がよくなる。

黒コショウの葉が効いたのか、自然によくなったのか、誰にわかる?

ラクシュマナはラヴァとクシャにこう言った--『お前たちはほんの子供だ。

ラーマのことが理解できない。

あのかたの足が一触れしただけで、石になっていたアハーリャは生身の人間に戻ったのだ』

ラヴァとクシャは言った--『叔父さま、みんな知っています。

みんな聞きました。

石はあの牟尼(ムニ)の言葉でアハーリャになったのです。

ゴータマ牟尼(ムニ)がおっしゃったのです。

”トレタ時代(ユガ=宇宙存続の四期のうち二番目の時期、今は四番目のカリ時代)にラーマチャンドラが、あの僧堂のそばをお通りになるだろう。

そのかたの足がさわって、お前は再び生きた人間に戻るだろう”と』

さあ、その奇跡が起こったのはラーマの徳のせいか、牟尼(ムニ)の言葉のせいか、誰が言えるかい?

あらゆることは、神の思召しで起こる。

もしお前が此処へきて霊意識に目覚めたとしても、わたしはただの道具にすぎないんだよ。

神の思召しで、すべてのことが起こるんだ」

 

ギリシュ

「はははははは、神の思召しだとおっしゃいますか。

私も、まさにそのことを申しあげているのですよ!」

 

聖ラーマクリシュナ

「(ギリシュに)--素直になれば、たちまち神さまをつかめるよ。

こういうような人は神の智識は得られない。

先ず第一にひねくれた人、ズルイ人。

二番目に潔癖過ぎる人、病的にきれい好きな人。

三番目に疑い深い人」

(大聖ラーマクリシュナ 不滅の言葉  マヘンドラ・グプタ著)

 

 

 

罪なき者よ サットワは他に較べると

清らかで光り輝き 健康的であるが

幸福を求め知識に憧れるということで

肉体をまとった魂を束縛する

 

クンティーの息子よ ラジャスは

際限のない欲求と切望である

この性質の作用は 人間を

物質的利益のある仕事に縛りつける

 

バラタ王の子孫よ タマスは

肉体をもつ魂の迷妄である

この性質に支配されると

狂気 怠惰 多眠に束縛される

(バガヴァッド・ギーター第14章6-8)

 

 

 

 

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クンダリニー覚醒されましたシュリ・ナーナ先生から放たれるシャクティ・プラーナの恩寵に与るサットサンガ(真我の集い)、個人セッションが、毎月、各地で開催されています。

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チャクラを浄化し、活性化することで、チャクラ周りの器官から放出されるエネルギーの生き生きとした循環が促され、身体における覚醒への準備を促すことができ、目覚めへの準備を整えることができます。

 

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