永遠の人

永遠のダルマ(真理) - 智慧と神秘の奥義

「食物についての識別」について(5)

今回は、「食物についての識別」を更に推し進めて、久司道夫先生の「The マクロビオティック」から、エネルギーの観点から「人体」について解説して下さっています箇所を、抜粋してご紹介させて頂きます。

 

久司先生の解説通りに、人間を、この世を、この宇宙を、エネルギー的に考えられるようになると、これまでご紹介してきましたブログの内容が、より身近に分かり易く感じられることでしょう。

 

「エネルギー」は、多くの謎を解く「鍵」であることは言うまでもありません。

そのヒントを、これからご紹介する久司先生の文章の中に見つけてみて下さい。

 

 

『絶え間ない変転は、宇宙の法則である。

銀河の誕生から亜原子粒子に至るまで、文明の興亡から個人や家族の存亡、体内臓器や組織の構造から組織や細胞の働きまで、あらゆるものが、整然とした変化の法則に基づいて展開されている。

宇宙の秩序は、古来、歴史を通じて、あらゆる文明や社会によって発見・理解・称賛され、宗教的・スピルチュアル・哲学的、社会的・治療的に偉大なる伝統としての普遍的基盤を形成してきた。

日常生活において、この永遠の秩序と調和して生きる方法は、古代から仏陀老子孔子といった東洋の賢者たちおよびモーセ・イエスムハンマドなど西洋の偉大なる人類の師によって説かれてきた。

その内容は、これまで何千年にもわたって、数多くの名前や形式のものと繰り返し再発見され、適用され、説かれ続けている。

万物は流転し、何事も不変ではなく、あらゆるものが変化の途上にあり、何事も一か所にとどまっていることはない。

電子は原子の中で核の周りを回転し、地球は太陽の周りを回りながら自転し、太陽系は銀河の中心の周りを回転しており、宇宙が絶え間なく循環し膨張する中で、銀河の集団は、互いに超高速で離反し続けている。

対極は相互に引きつけ合いながら調和を保ち、似たもの同士は互いに排斥し合って不調和を回避している。

一方の極は他方に転じつつ、いずれ元の極へと回帰していく。

あらゆる事象を支配するこのふたつの相補的対極の資質は、極東では、陰陽として知られている。

この地球上で私たちは、太陽・惑星・星・遠方銀河・宇宙空間の果てからやってくる求心的エネルギーとして陽性を体験している。

この外から内へ入り込み、下降する力が、あらゆるものを地球の中心核に向けて押しつける方向に作用する結果、地球は自軸を中心に自転し、太陽の軌道を回っているのである。

古代文化において、このエネルギーは、天からの力として知られていた。

現代科学では、この原初的力を引力または重力と名づけ、物体を中心へと引きつける普遍的力であると誤解している。

地球は、自軸の回転によって、上向きで拡散性の逆方向の力も同時に発生させている。

この地殻から生まれ、上昇する遠心性の力は、地球の力として知られている。

このふたつの力の相互作用によって、私たちの地球から宇宙の隅々に至る万物・万象が創造されているのである。

陰陽は、万物創造を織りなし、対極間で果てしなく繰り返されるダンスである。

両極は、いずれも独自の傾向を持っていて、陽性の力は、収縮・綿密・重さ・高速・高温をもたらし、陰性の力は、拡散・発散・軽さ・低速・低音を創造している。

火の高温が拡散に転じ、氷の低温が凝固をもたらすように、いずれもきわまると対極に転じる。

陰陽は、ともに静止した固定的な状態や要素ではなく、絶え間なく循環し、相互に変換し合う傾向を持っている。

生物学的レベルで見れば、陽性は男性が持つエネルギーと、陰性は女性が持つエネルギーと、それぞれ関連性があるが、完璧に陽性もしくは陰性のみの資質を持つものは存在せず、この両極の力を含む割合は、不断の変動と変化に支配されている。

男性は、女性に比べると、肉体的に力強く、重量があり、活動的であるが、往々にして女性のほうが精神面では勝っており、直感力も鋭い場合が多い。

同様に外見的には、女性のほうが男性より優しく、親切で、愛らしく見えるが、内面的には、男性のほうが多分に恥ずかしがり屋であり感傷的で受容力を持っているものである。

陰陽は、神もしくは無限なる宇宙から生じて、数知れない姿形となって現れ、最終的には、やがてまた合併され、共通の源に回帰していく。

この陰陽の法則は、亜原子粒子の動き、血液や組織の構成、惑星や月の構造、性差間の関係性まで、ありとあらゆる現象をつかさどっている。

私たちの日常生活において、この両極のバランスを保つ方法を習得すれば、病気を健康に、争いを平和に、悲しみを喜びに転じていくことが可能となるのである。

 

自然の何十億年にも及ぶ進化の頂点にあたる人間は、天と地の力の力強い相互作用によって形成されている。

女性の卵子は、卵巣内の卵胞の内側へ向かうらせんの動きによって形成され、男性の精子は、外側へ向かう生殖細胞の分化によるものである。

こうしたそれぞれの過程が融合して、新たな生命が創造されるのである。

子宮の中の胎児は、母親の頭部で渦巻くつむじの中心から反時計回りにらせん形を描いて流入する天からの求心力と、母親の子宮から時計回りにらせん形を描いて上昇する地からの遠心力の双方を絶えず受け取っている。

いずれのエネルギーも生命力あふれる電磁力を発生させながら、成長する胎児の上下方向から充填されている。

このエネルギーは、日本では「気」、中国では「チー」、インドでは「プラーナ」、イスラエルでは「ルアーク」、初期キリスト教では「聖霊」として、古くからその存在が知られていた。

子宮内部で天と地の力が結合され、胎児の肉体的・精神的・スピリチュアルな構造が形成されていく。

進化の過程で刻まれた青写真に基づき、1個の受精細胞から無数の細胞が配列され、複雑な生命体が新たに誕生するのである。

この高度に充填された環境で、ふたつの力が融合する結果、垂直方向のエネルギー経路が生み出される。

この上下2か所の流入口に加えて、自然の電磁力が活性化した7カ所の主要中枢を形成しながら、エネルギー経路における5カ所の主な領域に充填される。

このエネルギー中枢は、古代インドでは、「チャクラ」もしくは「輪」と呼ばれていたものである。

これら高度に充填されたふたつの力は、子宮内の胎児の回転運動と融合して、胎児の中枢から周囲の環境へ向けて放射されるエネルギーを生み出し、胎児の周りに目に見えないエネルギーの層を形成する。

この目に見えない流れは、この領域内で発生して、内側および外側へ向かうらせん状のエネルギーを形成している。

主な内向きらせんは、消化器系および呼吸器系、外向きらせんは、神経系および骨格へとそれぞれ成長を遂げ、その中央に循環系が形成される。

さらなる分化によって、動きの遅い中実の臓器と動きの速い中空の臓器が形成されていく。

一例を挙げれば、初期段階の心臓は、天と地の力の周期的脈動に感応して、胎児の椎間板と初期胎盤に血液が循環し始める受胎後第24日目に鼓動し始める。

人体内で7本に分岐したらせん状組織は、全般的に成長を遂げて、消化器系、神経系、循環器系、呼吸器系、骨格、生殖器系の各組織およびその機能を統合し、包括的全体を形作っていくのである。

心臓および他の主要な臓器や機能が形成された後、電磁力は、上昇・下降の両方向へ向けて放出され、腕や脚の成長を促進させていく。

チャクラから分岐する電磁波であるエネルギーの流れは、経絡として知られ、腕・手・指・脚・足・つま先に至って終着している。

経絡の実態は、線でも経路でも導管でもなく、らせん状のエネルギーの流れであり、体内に流入し、臓器を形成し活性化させた後、手足を活性化させながら上下方向へと放出されていくエネルギーの流れの全工程を表すものである。

この観点から見れば、人体の臓器・腺・機能は、経絡と別個のものではなく、全経路の中でもっとも凝縮され肉体化された部分であると言える。

次いで各経絡は、より小さく細かい多数の支流に分化している。

これらの支流は、無数の細胞に血液や気、意識を運ぶ役割を果たしている。

人体は、その構造や機能において、目に見えるものと見えないものが複雑に組み合わさって成り立っている。

臓器・腺・組織・細胞は、らせんを描くエネルギーが充填された経絡とチャクラとの活発な連携を基盤として顕現されたもので、それらが一致協力して人間の自然な電磁力構造を形成しているのである。』

 (THE マクロビオティック  久司 道夫 著)

 

 

 

 

聖ラーマクリシュナ

「(ハズラーに)誰に向かって信仰するかを、ラテゥに説明してやったよ」

 

ハズラー

「信仰者は、自分みずからに向かって祈っているのです」

 

聖ラーマクリシュナ

「それはとても高い思想(かんがえ)でね、プリンダーヴァリがパリ王にこう言ったーー「あなたはブラフマンにどんな宝をささげるのですか?」と。

お前がいま言ったこと、そのことのために、祈りや、修行や、称名したり、讃歌をうたったりするんだよ。

自分のなかにほんとうの自分をみつけることができたら、一切成就だ!

それを覚るための修行なんだからね。

その修行をするために肉体(からだ)があるんだ。

黄金の神像ができ上るまでは、土の鋳型が必要だ。

神像ができ上ったら、土の鋳型は捨てられてしまう。

見神できたら、肉体は捨ててもいいんだ。

あの御方は内にだけいらっしゃるのではないよ。

内にも外にも!

カーリー堂で大実母(マー)は、あらゆるものが霊だということを見せて下すった!

マーがすべてのものになっていなさるんだ!

お像も、このわたしも、お水入れも、供え皿も、ぴかぴか光る飾りものも、木の戸も、大理石も、意志も、みんな霊そのものなんだよ!

このことをはっきり見るためにこそ、あの御方に祈るんだよーー祈祷、修行、称名、讃歌、キールタン。

このことのために、あの御方を信仰するんだ。

あれたち(ラトゥたち)は見ての通り、まだそれほど高い境地にいっていない。

あれたちは信仰にすがっている。

まだあれたちにはそういうこと(ソーハムーー我はソレなり)を言うな」

 

「あの御方は、自分の奥深くに住む全智全能の主だよ!

素直な心で、キレイな心であの御方に祈れ。

あの御方は何でも教えて下さる。

我執高慢を捨ててあの御方に頼りきれ。

すべてを得られるさ。

外で人と交わるときには、みんなに好意を持って同じ仲間のようになりなさい。

悪意を持ってはいけないよ。

”あの人は人格神を認めていて、神は無相だという真理をわかろうとしない。

あの人は無形の神は認めるが、人格神を認めようとはしない。

あれはヒンドゥー教、あれはイスラム教、あれはクリスチャン”ーーなどと言って見下したりしちゃいけない。

あの御方がそんなふうに見せて下さるんだからーー。

みんなそれぞれ、生まれつき違った性質や傾向をもっているのだということを、よく会得してみんなと付き合いなさい。

多くの人と交わって、そして、みんなを愛しなさい。

それから、自分の部屋に入って、静かな平和を楽しみなさい。

”智慧の灯のかがやく内なる態度で、ブラフママイーのお顔を拝みなさい”

自分の内なる部屋で、自己の本性を見るんだよ。

牛飼いが牛を野原に連れて行くと、みんないっしょになって、まるで一かたまりになる。

夕方、戻ると、またそれぞれの小屋に入れられる。

自分の小屋で”自らのなかに住む”のさ」

(大聖ラーマクリシュナ 不滅の言葉  マヘンドラ・グプタ著)

 

 

 

バラタ一族の最も秀れた者よ

動くもの 動かぬもの

生まれ出たものはことごとく

用地(クセートラ=体)とその認識者との結合であることを知れ

 

そして すべての生物のなかに

ひとしく至上主(パラメーシュワラ)が住んでいる

必滅の体のなかにあるこの不滅なるもの

知る人は まことに存在の実相を見ているのだ

(バガヴァッド・ギーター第13章27ー28)

 

 

 

 

♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡<お知らせ>♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡

 

☆自己変容したい人

☆真理を体得したい人

☆束縛から解放され真の自由を得たい人

☆真我の目覚めを体験したい人

☆神の直接体験に与りたい人

 

など、魂の最終的な目的地に到達したい方々のために、

クンダリニー覚醒されましたシュリ・ナーナ先生から放たれるシャクティ・プラーナの恩寵に与るサットサンガ(真我の集い)、個人セッションが、毎月、各地で開催されています。

詳しくは、シュリ・ナーナ先生の公式ホームページをご覧下さい。

 

http://pranahna.com/ (真我が目覚めるとき――シュリ・ナーナ先生の公式HP)

 

シャクティ・プラーナによるシャクティ・パータは、サットサンガに6回以上参加した後、シュリ・ナーナ先生の個人セッションにて受けることができます。

 

☆また、サットサンガに6回以上参加されると、パートナーのキヨ先生の個人セッション、チャクラの浄化(活性化)セッションとサードアイ開眼セッションを受けることができ、自分の体にあるチャクラ(の強弱)を実際に体験し、浄化し、活性化することができます。

チャクラを浄化し、活性化することで、チャクラ周りの器官から放出されるエネルギーの生き生きとした循環が促され、身体における覚醒への準備を促すことができ、目覚めへの準備を整えることができます。

 

♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡