永遠の人

永遠のダルマ(真理) - 智慧と神秘の奥義

チャクラについて(9)ーアジナー・チャクラ(第6チャクラ) ③進化した脳

前回の第6チャクラの「アジナー・チャクラ」についての記事の続きとして、

更に第6チャクラについて深く理解するために、

アジナー・チャクラ周辺の感覚器官である「視覚」について、少し考えてみたいと思います。

 

私たち人間を含めて全ての生物には、二つの目があります。

深海魚など光が射さない環境で生きている生物の中には、目が退化してしまった生物もいますが、

私たちは、目で世界を認識しており、また、自分をも認識している、と考えられていますが、

果たして、本当にそうでしょうか?というのが、今回のテーマです。

 

このような常識と考えられているような定説に、疑問を投げかけることを「アンチテーゼ」と言いますが、

以下の文のような「アンチテーゼ」を読んで、どのように感じられますか?

 

『「目はものを見るためにあるのか」・・・多くの人はそう信じて疑わない。

でも、ほんとうにそう?

たぶん違うな。

まず世界がそこにあって、それを見るために目を発達させた、

というふうに世の中の多くの人は思っているけど。

本当はまったく逆で、生物に目という臓器ができて、

そして、進化の過程で人間のこの目ができあがって、

そして宇宙空間にびゅんびゅんと飛んでいる光子(フォトン)をその目で受け取り、

その情報を解析して認識できて、そして解釈できるようになって、

はじめて世界が生まれたのではないか。

言っていることわかるかな?

順番が逆だということ。

世界があって、それを見るために目を発達させたのではなくて、

目ができたから世界が世界としてはじめて意味を持った。』

(進化しすぎた脳 池谷裕二

 

エ?

 

そうなの?

 

本当に? (信じられない!)

 

 

何故、そんなことが言えるのか?

 

この続きは、次回に詳しくご紹介したいと思います。

 

 

 

地球上の 昼と夜と

人間の用いる計算方法では

創造神ブラマーの一日は千周代

ブラマーの一夜も千周代

 

ブラマーの一日が始まると

多種多様な無数の生物が姿を現わし

ブラマーの夜になると

彼らはすべて姿を消す

 

ブラマーの夜が明けると再び

万物群生は流れ出て活動を始め

暗闇になると溶解消滅する

物質世界はただこれを反復(くりかえ)すだけ

 

だがこの未顕現 顕現の現象(すがた)を超えて

別な世界が実在する

それは至上至妙にして永遠不滅

物質宇宙(このよ)が絶滅してもそのままである

(バガヴァッド・ギーター第8章17-20)