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永遠の人

永遠のダルマ(真理) - 智慧と神秘の奥義

チャクラについて(5)-アナハタ・チャクラ(第4チャクラ)

これまで、下位チャクラについて見てきましたが、今回は、下位チャクラと上位チャクラの丁度真ん中にある第4チャクラ「アナハタ・チャクラ」について理解を深めていきましょう。

 

「アナハタ」とは、「止まることがない」という意味だそうですが、

このアナハタ・チャクラの場所は、丁度、心臓と肺辺りになります。

このことからも、「アナハタ・チャクラ」は、止まることのない心臓と肺の働きに関係していると言えるでしょう。

 

それでは、心臓と肺には、どのような働きがあるでしょうか?

心臓と肺の働きについては、誰でも知っていることなので、ここで改めて書く必要もないと思われますが、

心臓停止をもって、「人の死」としており、また、その死は、肺呼吸の停止によってもたらされることから、人体においては、最重要な臓器であることは言うまでもないでしょう。

 

数日、何も食べなくても、私たちは生きることができますが、数日間、私たちは呼吸を止めていることはできません。

(一部の熟達したヨーギーの中には、数日間呼吸を止めても生きていられる人びとがいる、という話もありますが)

 

基本的には、呼吸により、空気中より体内で必要としている酸素を肺胞で吸収し、血液中に取り込んでガス交換を行い、ガス交換が行われた血液は素早く心臓に送り込まれ、そして、心臓の働きにより、全身に送られ、ATP(運動エネルギー)を産み出す細胞内のミトコンドリアに届けられます。

 

このようにして、私たちの肉体は維持され、運動することが可能となっていることは、多くの人が理解している通りです。

 

それでは、この働きを陰で支えているモノは、一体、何でしょう?

 

呼吸も、心臓の動きも、自律神経によってコントロールされています。

 

つまり、交感神経(活動している時、緊張している時、ストレスを感じている時にはたらく)と副交感神経(休息している時、リラックスしている時、眠っている時にはたらく)の働きに支配されており、人間の意志の働かない体の自動的なプログラムによって調整されている、ということになります。

 

体にある臓器は、この交感神経と副交感神経の二重拮抗支配を受けています。

この働きにより、交感神経と副交感神経は、体の同じ器官に対して『正反対のはたらき』をすることで、体の機能を調節しているのです。

 

そして、ストレスを感じている時は、交感神経が優位となり、それにより、冠動脈が縮み、拍動が早くなり、血圧は高くなり、胃の働きが抑えられ、消化管からの消化液の分泌が抑えられる、ということが起こります。

このストレス状態が長く続くと、第3チャクラに関する記事の中でも書きましたが、

副腎皮質ホルモンのグルココルチロイドが多量に分泌され、血圧や血糖レベルが高まり、免疫機能の低下や不妊がもたらされます。

そして、このホルモンが過剰なストレスにより多量に分泌された場合、脳の海馬を萎縮させ、記憶形態に深く関わっているため、認知症との関連も問題視されるようになってきた、と書きました。

 

一方、副交感神経が優位に働くときは、リラックスしている時で、主に、夜の睡眠中、お風呂に入っている時、食事をしている時などです。

 

日中は、活動しているため、交感神経が優位ですが、夜の就寝中は、副交感神経が優位となっています。

そして、ストレスを受けると、交感神経が優位となり、この状態が緩和されないと、交感神経優位のままとなり、体はリラックスすることができなくなり、夜も質の良い十分な睡眠が取れなくなるため、様々な体調不良の原因となります。

 

一般的に、自律神経は、顕在意識の意識下にはないため、自分でコントロールすることはできません。

日中ストレスにさらされた体と心をリセットするためには、

せめて、ゆっくりと美味しい食事を摂り、ぬるめのお湯にゆったりと浸かり、夜ぐっすりと眠る、という生活習慣を心がけることで、副交感神経を働かせることが大切ですが、

実際には、自律神経の交感神経と副交感神経は、神経伝達物質という化学物質の分泌によって制御されていて、この神経伝達物質の分泌は、複雑な生体システムによって制御されています。

(交感神経には、アドレナリン、ノルアドレナリンが働き、副交感神経には、アセチルコリンが働きます)

 

しかし、この自律神経を、意識下に置くことができる方法があります。

 

それは、呼吸をコントロールすることです。

 

呼吸をコントロールすることは、呼吸法、調気法とも呼ばれ、ヨーガの世界では、プラーナヤーマと言います。

 

この場合のプラーナとは、「気」のことを指しますが、体内における「気」を調整・制御する方法が、プラーナヤーマなのです。

 

この呼吸を意識的にコントロールして行うことで、体にどのような変化が起こるでしょうか?

 

私たちはふだん無意識に呼吸をしています。

しかし、その速さや回数を意識的にコントロールすることはできます。

この無意識に行っている呼吸を、意識的なコントロール下に置くことで、自律神経の交感神経と副交感神経のバランスをとることができると言われています。

 

実際に、息を吐く際には、副交感神経が強く働くため、吐く息に意識を置いた呼吸法を行うと、副交感神経が刺激され、その働きを高めることができ、

また、吸う息に意識を置いた呼吸法を行うと、交感神経が刺激され、その働きを高めることができるのです。

 

呼吸法には、大きく分けて、胸式と腹式があります。

私たちはふだん胸式呼吸をしていますが、胸式呼吸は腹式呼吸に比べて、呼吸が浅く、短いものになりがちです。

胸式呼吸は、肋骨に付随する肋間筋という筋肉を使い、吸気時は肋骨を広げることで肺の広がるスペースを作ります。

呼気時は肋骨を狭くすることで肺が縮むのを助けます。

胸式呼吸は、素早く大量の空気を取り込むのに適している、運動時や興奮時の呼吸で、

胸式呼吸では、交感神経を刺激するので、緊張しやすくなります。

また、短い胸式呼吸では吸い込んだ空気は肺の中にまで到達せず吐き出されるため、肺には炭酸ガスなど不要なものが溜まります。

この状態が長く続くと、血液循環が低下し、血液は全身に必要な栄養素や酸素を送り届けることができなくなります。

 

一方、横隔膜を使った呼吸法を腹式呼吸と呼びます。

吸気時に横隔膜に押された内臓が、前に出ることによってお腹が膨らみます。

呼気時には、横隔膜の弛緩と腹筋の収縮によって内臓を上方に押し上げ、それによって、横隔膜をさらに上方へと押し上げます。

腹式呼吸は、ゆっくりと空気を取り込んでゆっくりと吐き出す、リラックス時や睡眠時の呼吸です。

睡眠中は、腹式呼吸であることからも、腹式呼吸が、副交感神経を優位にすることは明らかで、

腹式呼吸では、横隔膜がゆっくりと上下することで、交感神経の緊張が緩和され、副交感神経が優位となりリラックス効果が得られるとされています。

 

呼吸は、普段は、意識的にコントロールできない自律神経にアプローチできる唯一の方法である、ということが、お分かりいただけたかと思います。

 

この自律神経をコントロール下に置くことが、第4チャクラの「アナハタ・チャクラ」を目覚めさせることと、どういう関係があるのか?については、次回ご説明したいと思います。

 

 

『さて、なぜ呼吸法が練習されるのか、見てみましょう。

まず第一に、リズミカルな呼吸から、からだのすべての分子がおなじ方向にうごく傾向が、生まれます。

心が意志にかわると、神経のながれは電気とおなじようなうごきにかわります。

なぜなら神経は、電流のはたらきによって両極性を示すことが、証明されているのですから。

このことは、意志が神経のながれに変容すれば、それは電気のようなものにかわる、ということを示しています。

身体のすべてのうごきが完全にリズミカルになれば、身体はいわば、巨大な意志の電池になります。

このすさまじい意志がまさに、ヨーギーが浴するものなのです。

それゆえこれが、呼吸法の生理学的説明です。

それは身体にリズミックな活動をもたらす傾向があり、呼吸中枢を通じて、われわれが他の中枢を支配するのをたすけます。

プラーナヤーマの目的はここでは、クンダリニーとよばれる、ムーラダーラの中でとぐろをまいている力をよびさますことです。』

(ラージャ・ヨーガ  スワミ・ヴィヴェーカーナンダ著)

 

 

 

感覚を外界の事物からさえぎり

視力を眉間に集中して

呼気と吸気を鼻孔のなかに留め

こうして心と感覚と知性を支配し

 

解脱を目指す聖者は

欲望と怒りと恐怖から解放される

常にこのような境地にある人は、

確実に解脱しているのだ

(バガヴァッド・ギーター第5章27-28)

 

 

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